July 04, 2013

久々にすごく好きなボカロ曲があったので応援してみる 【GUMI】EP【オリジナル曲】

 たまたまTwitterで流れてきたボカロ曲のリンクをなんとなくクリックして聴いてみたら、これがツボだった。とても好きなタイプでリピート再生してみたりとか。良いなぁ、これ。

【GUMI】EP【オリジナル曲】


 ちょっと初期XTCぽいギターとキーボードの絡みがとても気持ち良い。こういう作風のボカロ作品が出てくるなんて想像だにしてなかった訳で、本来なら自分がやらなければならなかったことなんだけど、自分がやるよりもずっと素敵な感じで、こうしてファンの一人として聴くことが出来てとてもウレシイ。

 素粒子49さんという人が作っているようで、他の作品もかなり面白い。

【巡音ルカ】ヨルムンガンド【オリジナル曲】


【初音ミク】不思議な体験【オリジナルPV】


 「不思議な体験」はウィスパー系ポップスの体裁になっていて、今のボカロはこういう声も出せるんだとビックリしたり。知らない間に随分色々出来るようになったんだなと感慨深い。

 ということで、素粒子49さんの今後の活動はすごく期待してるし応援してます。

 あと、出来ればミックスやらせて欲しいなーとか(笑)。  

このエントリーをはてなブックマークに追加

February 23, 2009

どうでもいい話:ボカロとかやってますw

 ボーカロイド習作3作目にして、なんとなく自分でもそれなりに納得できるものが出来たので、こちらで紹介してみたりして(笑):

【巡音ルカ】別れの朝【カバー】



 バックの演奏はほとんどGarageBandのApple Loopにおまかせ。あとで、ちょいちょいとギターのアルペジオと適当なオルガンをダビング。当初はラヴァーズロック風を目指したのだけれど、いつの間にやら80年代スカリバイバルみたいになってしまったのはご愛敬。

 楽譜もある元曲ありきのカバーだから、何とかようやくこれぐらいのプログラミングまで出来たけれど、オリジナルなんて作れるのはいつの日やら。思った以上に「歌ってもらう」のが難しい…。今にして思えば、「みっくみく」とか本当にスゴイ。とてもあの域にはたどりつけそうにないなぁ。  
このエントリーをはてなブックマークに追加

August 24, 2008

初音ミクのジレンマ

 Twitter経由で「せんみく(仙台初音ミク音楽祭)」の模様などが報告されるのをボーッと読んでいたら、ちょっと気になる発言があった:

プロの現場でも仮歌を使う KAITOとMEIKOが多い

 これ、前後の文脈から理解するに、プロの音楽制作現場でもボーカロイドを仮歌用に使うのだけれど、その場合は初音ミクよりも、KAITOやMEIKOがより多く使われているということらしい。

 普通に考えれば、上手に歌わせるのが難しいKAITOやMEIKOよりも、調整なしでも割と自然に歌ってくれる初音ミクを使うほうが良さそうに思える。しかし、仮歌というのは、あくまで「仮」なのであって、その後に本番の歌を入れるのだから、仮歌の段階で必要以上に歌唱表現のあり方が固定されてしまうのは避けたい。

 逆に言うと、初音ミクはボーカリストとしてキャラが立ちすぎているため、初音ミクで仮歌を入れてしまうと、意図するかどうかは別にして、そこでその作品が初音ミクのものとして完結してしまう可能性があるということだろう。

 そして、このことがもしかすると、プロの音楽クリエイターの多くが初音ミクを使って作品を発表しない理由なのかもしれない。

 どんなに凝った曲を作って、どんなに斬新なアレンジを施しても、ミクが歌った瞬間に、巷にたくさんある初音ミク作品の一つとして分類されてしまうとすれば、アーティスト性の高いクリエイターにとって初音ミクという「楽器」を使うことは、ちょっとリスキーな行為と言えなくもない。

 奇しくも、「初音ミクみく」さんが8月24日付けエントリーで「平沢進氏のDVD「P-0」にヴォーカルエンジンが使用されている件について」という話を取り上げているけれど、平沢氏の選んだ「ヴォーカルエンジン」は、どうやらMEIKOの模様。

 人の声をシミュレーションするということは、他の楽器を演奏することとは何かが違う。きっと人間の脳は、例えそれが人工のものと判っていても、ある特定のキャラクターを持った人の声として発された音を聞くと、それを声として認識し、そこに何らかの人格を読み取ろうとする癖があるに違いない。そういう人間の生理的な部分に訴えるからこそ、ボーカロイドには様々な可能性があると同時に、他の楽器にはない限界があるのかもしれない。

 考えようによっては、21世紀になっても正義のために戦う百万馬力のロボットは登場しなかったけれど、その代わりに初音ミクが生まれてきたと言える訳で、そういう意味では手塚治虫の想像力は正しかったのだなぁと思う。「鉄腕アトム」には、ロボットがロボットとして存在することのジレンマにまつわる物語が数多くある。


 PS. せんみくに参加されたmyrmecoleonさんからはてブのコメント経由で「プロの現場でも仮歌を使う KAITOとMEIKOが多い」発言の説明をいただきました。ありがとうございます。

 PPS. 初音ミクがSF文学賞の第39回「星雲賞」を受賞したらしい。こんなエントリーを書いたときに何という奇遇…。  
このエントリーをはてなブックマークに追加

May 30, 2008

MikuMikuVoiceが登場したのだけれど…

 「初音ミクみく」さんが5月30日付けエントリー「出た!生音声からパラメータ付きVSQを生成する『MikuMikuVoice』!」で、WAVEデータからVSQデータを自動生成させることが可能なツール「MikuMikuVoice」を紹介されている。

 VSQデータとは、初音ミク等のボーカロイドソフト用音声データ。MikuMikuVoiceを公開したのは、CGアニメ作成ツール「MikuMikuDance」の作者でもある樋口優氏。

 それにしても、ボーカリストを仮想実現するソフトのボーカルデータを作るために、ボーカリストが歌ったデータを用意するというのは、果たして「あり」なのかどうなのか。なんとも不思議な気分…。  
このエントリーをはてなブックマークに追加

May 07, 2008

ボーカロイドだとここまで出来る

 連休中に2ちゃんねるなど一部で話題沸騰となったボーカロイド作品が判りやすい形でニコ動にアップされているのでクリップ:

【本気MEIKO】 Dearest (pf mix) 【カバー曲】



 この調子でいくと、多分かなり近い将来、人間のボーカルと全く区別がつかないような状況になると思う。

 以前にも書いたように、プロの音楽制作現場では、歌う人がいくらでもいるので、チマチマとボーカロイドをプログラミングするよりは、実際に人が歌ったデータをエディットする方が今は能率が良い訳だけれど、もしかして、CGの発達によって映画制作が変わったように、ボーカロイドの発達によって音楽制作も変わる可能性はあるのだろうか?  
このエントリーをはてなブックマークに追加

April 30, 2008

Is this a hoax or not?

 初音ミクによる歌唱とされている作品。自分的には本物のボーカロイド作品なのかどうか判断できない状態なので、とりあえずクリップしておく:

【初音ミク】 PROLOGUE 【ぼかりす】

  
このエントリーをはてなブックマークに追加

December 28, 2007

初音ミクっていわゆる一つの「奇跡」だったのかも

 ボチボチと鏡音リン・レンを使った作品がネット上にアップされだしていて、今後がwktkな状況だけど、初音ミクとは勝手が違ってプログラミングが色々と大変そうな気配。

初音ミク・鏡音リン・鏡音レン歌い比べ(Be My Angel)

utaikurabe


 こちらの作品を聴かせてもらっての素直な感想は、「初音ミク」がいかに優れたプログラムなのかのを再認識させられたということ。

 初音ミクの場合、プログラミングのノウハウがそれほど解明されていなかった初期の頃から、聴いた者の心をつかんでしまって離さない「人間っぽさ」が多くの作品で発揮されていた。

 ある意味、初音ミクというのは音楽ソフト史上における、とてつもない「奇跡」だったのかもしれない。ああいう「歌声」じゃなければ、ここまで音楽好きな人達の心を射止めることは無かったはずだから。

 大袈裟に言ってしまえば、初音ミクの声には「ソウル」があるんだと思う。言い方を変えれば、21世紀になっても鉄腕アトムは生まれなかったけれど、初音ミクが生まれたってことなのかな?

 一方で、「鏡音リン・レン」はお手軽に人間っぽい歌声を再現するのが難しいようで、ちょっと気になる。まぁ、これまでミクで培われたプログラミングのノウハウが、逆に悪い形で影響しているだけかもしれない。ここは今後の展開に期待。

 ま、それはともかく、何が悲しいかといって、Intelが入ってないマカーなオレの場合、どんなに望んでも、ミクもリンもレンもいじれないということ。マジ泣ける。

 いや、さすがに、これだけのために、新しいパソコン環境に手を出すほどには余裕ないからね……。  
このエントリーをはてなブックマークに追加

December 17, 2007

マジでボーカロイドは来年くるよ!!

 「初音ミクニュース」さんの「12月17日の初音ミク&鏡音リン・レン情報」経由、「初音ミクみく」さんの12月16日付けエントリー「VOCALOID2搭載の女声ソプラノシンガー『PRIMA』のデモがすごい!」で紹介されている、Zero-G社のソフト「PRIMA」がとんでもなくスゴイ!!

 上記ページにリンクされているデモの数々を聴くと、もはや初音ミクはオモチャっぽい気がしなくもない。

 いやはや、ヤマハはボーカロイドで世界征服できる勢いだな……。

 さらに衝撃的なのは、Zero-G社のWebページに記された以下の文言:

Now you can download and try a demo version of the Vocaloid software. And it allows FREE commercial use of any singing you create with it. One of the most popular music software downloads on the web!

 乱暴に要約すると、現在デモ版(Windowsのみ)を配布中で、このデモ版で作成した音源は無償で商用音源に利用できるとのこと。マジですか?!

 とりあえず、英語でノープロブレムなボーカロイド好きなDTM野郎は今すぐデモ版をダウンロードすべきだと思うよ。(うちはMacだからなぁ…)

 (追記:あ、なんだ、Primaのデモはないみたい。失礼しました。フリーのデモ版はボーカロイド1ですね…)

 それにしても、20世紀の終わりにサンプラーが登場したあの時以上に、欧米の音楽ユニオンは「ボーカロイド」という存在に反発するような気がするのだけど、どうだろう? このままいくと、マジで簡単なボーカリストの仕事はボーカロイドに置き換えられてしまいそうだ。  
このエントリーをはてなブックマークに追加

December 16, 2007

鬼が笑う話:2008年のボーカロイド動向を占う

 ま、どうでもいい与太話なんだけど…、

 そろそろ海外の音楽シーンでも初音ミクの存在はジワジワと認知されてきてる模様。

 「初音ミクニュース」さんの「12月16日の初音ミク&鏡音リン・レン情報」経由、「覚え書きオブジイヤー」さんが以下のような情報を紹介されている:

初音ミクの海外SNS「Hatsune Miku Fan spot」
イギリスの楽器店に初音ミク

 現状の「初音ミク」を日本語の全く判らない人がちゃんと使えるのだろうか? 思うに、開発元のクリプトン・フューチャー・メディアは、海外ソフトのライセンス販売を行っている会社だから、逆に海外へのライセンス提供とかも考えているはず。ただ、エンジン部分が実際にはヤマハのものなので、その辺りは色々難しい問題もあったりして…?

 ともかく、こういう動きを見ると、2008年はボーカロイドという楽器が世界的に認められて、大ブレイクする年になる可能性も見えてきたと言えそう。個人的には2008年の夏頃に欧米のクラブシーン辺りで初音ミクまたは鏡音リン・レンのボーカルがフィーチャーされたトラックが大ヒットして、そのまま普通のヒットチャートにもランクインするのを夢見たりしている。(で、日本へ逆輸入ヒットってのがありがちなパターンだけど、できれば、日本から海外へ出て行ってブレイクして欲しいなぁ)

 で、一方で、国内では、初音ミクを起用したメジャー(?)作品が発売されるらしい:

「この冬、ついに初音ミク、メジャーデビュー!」(アキバBlog)

 ん〜、個人的には、こっち系の展開はあまり興味がないのでアレだけど、とりあえず、ボーカロイドという楽器のあり方がこういう方向性だけに限定されることがないのを願うばかり。(ま、そんな願いは余計なお世話というのは判りつつ…)  
このエントリーをはてなブックマークに追加

December 09, 2007

鏡音リン&レンの声を聴いたのだけど…

 今日、とあるイベントで、本邦初公開(?)というデモソングを聴く機会があった。

 歌っていたのは、初音ミク、そして話題の鏡音リンとレン。

 ただ、デモの内容が内容だったので、さすがのオレもなんだかよく判らなかった…。とりあえず、鏡音レンの声は、ウィーン少年合唱団的なネタには似合いそうな気がする。片や、リンの方はさっぱり不明(笑)。  
このエントリーをはてなブックマークに追加

December 04, 2007

どうでもいい話:クリプトン・フューチャー・メディアは商売上手すぎ

 酔っぱらって家に帰ってきたらとんでもないことになっていた:

CV02「鏡音リン・レン」公開

大変長らくお待たせをいたしました。上記がCV02の真の姿であり、個性的な能力を持った声優さん(下田麻美さん)のキャラクターボイスならではの作品と呼べる"鏡音"の、鏡に写った二つの姿、リン(Rin)とレン(Len)です。

 いやはや、こちらの予想を超えて先へ行ってるねぇ。とりあえず、「ピアプロ」に登録。

 今夜は疲れているので以上(笑)。

 PS. 調べてみたら、この会社って、こんな「FAB FOUR」みたいなソフトも扱ってるんだよね(現状ではいろいろ不具合あるみたいだけど…)。サポート頑張って、今後も面白い音楽ソフトを販売してほしいもんです。

 PPS. このエントリーが「初音ミクニュース」さんに取り上げられていた…。痛い、痛すぎる(苦笑)。  
このエントリーをはてなブックマークに追加