November 05, 2024

ストラトタイプのトレモロユニットを手のひらビブラート対応のフローティング設定にする

 ストラトタイプのトレモロのセッティングは本当に悩ましい。これまで持っているストラトタイプのギターについては、トレモロユニットをベタ付けにしたり、フローティングにしてみたり、または疑似ハードテイル化してみたりと試行錯誤の連続。

 極端なアーミングはほとんどしないけれど、折角トレモロが付いているならたまにコードをジャラーンと鳴らした時に軽いビブラートをかけたいと思うことがある。アームを使って揺らすほどではない感じなので、弦をミュートさせないような感じで手のひらをユニット部にのせて軽く力を入れるてゆるゆると動く感じのフローティング設定にできると楽しい。そういう使い方が出来ると知ったのはGreg Kochがデモ演奏で多用しているのを見て。以下のデモ演奏はかなり誇張したやり方をしてるけれど、もっと微かで繊細な効かせ方もできるし、自分はアームを外した状態でこの奏法をやるのが好きだ。



 ということで、改めてフローティングのセッティングを詰め直すことにした。これまでスプリングの本数は4〜5本で真っ直ぐに張ることにこだわっていたけれど、考え方を全く変えて今回は3本斜め張りを試してみた。スプリングは4〜5本張りのときは弱めのものを選んでいたけれど、3本斜め張りでは標準装備されていた少し堅めのものに戻した。

 この状態で緩いフローティング状態にしてアーム無しの手のひらビブラートをやってみたところ、これまでよりもふんわりした鳴り方で気持ち良い。この状態でしばらく試奏しているうちにスプリングの共鳴音が気になってきたので、スプリングとボディの間にフェルト生地を挟み込んでスプリングを軽くミュートするような状態にしてみたら、アンプから出る音がクリアな感じになって、より自分好みの音になった。

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 ということで、一時は我が家にある3本のストラトタイプのギターはベタ付けか疑似ハードテイル化されていたのだけれど、今では全部がこの3本斜めがけスプリング&フェルト生地ミュート仕様のフローティング設定になってしまった。また、そのうち気に入らなくなって、違うセッティングになるのかもだけど(笑)。
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