June 01, 2013

ギタリストの手癖をデジタルに可視化するとこんな感じになるという話

 ツイッターで流れてきた情報で知ったのだけれど、英Guardianの「Data Store Show and Tell」というシリーズもので「Guitar heroes: which artists play what?」という企画が面白かった。

 これは歴代の有名ギタリスト達の手癖をデジタルに可視化してみせるもので、彼らがフレット上でどの弦のどのポジションをよりたくさん使っているかが判るようになっている。

 赤い丸の色が濃いほど頻繁に使われていることになるのだけど、Slayerを選ぶとほとんど6弦の解放に集中していてビックリ。これは極端なんだけど、やはりメタル/スラッシュ系のギタリストは低音弦に集中する傾向がありそう。

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 逆に、BB KingやAlbert Kingといった古いタイプのブルースギタリストになると、高音弦のミドルポジションに集中していて、これは多分自分も同じパターンだろうなと思ったり(笑)。

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 Led ZeppelinとWthite Stripesのパターンもちょっと似ていて、4・5・6弦のローポジション辺りが割とカギになっているぽい。

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 ギターを弾く人ならこれはかなり楽しめるはず。

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いちむらまさき
リットーミュージック 2010/12/20

リードギターもバッキングもアドリブも、いつも同じフレーズになってしまいがち……という人必見!

ギターに「手クセ」が少ないと、リードギターもバッキングもアドリブも、いつも同じようなフレーズばかりを弾くことになります。では、手クセにこだわらないプレイを目指すべき? いいえ、既に手クセは持っているのですから、「もっと手クセを増やす」ことを重要視した方が良いのです。(書籍紹介文より)

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