January 13, 2013

プログラムとミックスの練習:Crossing The Ocean

 昨年の大晦日に一気に打ち込んで完成したのにも関わらず、その後のミックスで悩んで、しばらく放ったらかしにしていた作品。ようやく、それなりには聞けるところまでこぎ着けたので、公開することに。

 ※ その後自分で聴き直して不満もあるため音源は公開停止

 主メロの音源は、打ち込みの時点では、Logic付属のソプラノサックスを使ったのだけれど、どうもシックリこなくて、その後はメロディカやLogic付属のオーケストラ用トランペットを試してみたり。いずれもなんだか違う感じで一旦保留…。

 ただ、トランペットで鳴らすと、曲中の高音になるところが気持ち良かったので、なんとかならないかなと色々やってみて、試しにNative Instrumentsの無料サンプラーソフト「KONTAKT 5 PLAYER」の無料お試し音源「KONTAKT FACTORY SELECTION」のミュートしたトランペットの音を使ってみたら、割とオケの中での存在感がありつつ、馴染むような感じもあったので、音色に合わせて打ち込みデータの方を再度細かく修正。

 KONTAKT FACTORY SELECTIONに入っているサンプル音源は、さすがに本来は売り物(のはずだよね?)だけあって、かなり良い感じ。前に作った「ひみつ」のウッドベースも実はこのKONTAKT FACTORY SELECTIONを使っている。

 で、以前までだったら、一度ミックスが完成したら即公開してきたのだけれど、毎回公開する度に、後でやはり違ったと感じることが多々あったので、今回は一度出来たらまずは一晩寝かせて聴き直して不満点がないかをチェックするようにした。そうしたら、なかなか自分でOKが出せなくなってしまい、ほぼ1週間、毎日手直しをする羽目に。

 と言う訳で、今回のミックスはこれまでよりも、手間暇かけた分、自分的には良い出来になったと思う。SoundCloudのデータはWAV形式でダウンロード可能にしてあるので、そちらで聞いてもらえれば、それなりの音質で聞けるかと。ストリーミングの圧縮音源に比べて高音の伸びや低音の質感は良いはず。まぁ、プロの人達の仕事と比べられたら、それはもうお話にならない低レベルの話ではありますが……。

 雰囲気としては、オルタナ色が薄れてフュージョンバンドの出来損ないになった頃のA Certain Ratio的な辺りということで(笑)。
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