October 21, 2012

メモ:MacBook Proのシステムを再インストール

 2カ月ほど前から、MacBook Proで作業をしていると、突然レインボーアイコンが現れて、マシン全体がフリーズするような症状が頻繁に生じるようになった。

 原因がよく判らず、しかも強制終了をソフト的にすることもできないような感じで、その都度強制的に電源スイッチを長押ししていたけれど、さすがにこれじゃダメだろうと思い、色々と調べた。

 まずは、ハードウェアを疑って、付属のDVD(Snow Leopard用)を挿入したままで「D」を長押しで起動してのハードウェアテスト。これで問題なし。続いて、ディスクユーティリティを使ってのHDDのテスト。こちらも異常なし。

 で、改めて、OS絡みのシステムをソフトウェア・アップデートで更新しておくかと作業しようとしたら、これがダメだった。ソフトウェア・アップデートのアプリを起動して、内部のスキャンが始まると、マシン全体の動作が遅くなり、ファインダーなどをいじろうとするとレインボーアイコンの嵐。

 マシンを放ったらかしにして、のろのろとスキャンをさせたら、終わるまでに30分以上かかった。1件、アップデートがあったので、それを試しに行ったら、こちらもインストールが完了するまでに30分以上かかってしまった。

 どうやら、ソフトウェア・アップデートとインストーラ周りが怪しい。

 AppleCareの電話サポートで相談したところ、これはもうOSの再インストールを試すしかないだろうとの返答。ちょっとそれは面倒だなと思って話をしたら、今のOSだと、全ての設定を残したままで、OSだけを上書きで置き換えられるとのこと。

 半信半疑で、DVDからOS(Snow Leopard)を再インストールしてみた。かかった時間は1時間強。

 終わって再起動してみたら、なんと、普通にとっちらかった以前のままのデスクトップが現れて感動。昔のOS再インストールでは、こんなことはまず不可能だった。

 で、最初、ドックに表示されているアイコンのいくつかが、通行止めみたいな感じで壊れたような表示になっていて、かなり焦った。
brokenicon

 しかし、一度アプリを起動してみたら、通行止めマークもとれて普通の表示に戻った。アプリの挙動も問題なし。

 懸案のソフトウェア・アップデートを実行してみたら、普通にスルッとスキャンが終わった。やはり、不具合はソフトウェア・アップデート関連のシステム異常にあったようだ。

 イマドキのOS管理は簡単に修復ができて素晴らしいなと感心した日曜の午後だった。
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