July 19, 2009
[マンガ・本]
直木賞を受賞した北村薫ってあの北村薫だったのか…
今さらなネタではあるけれど、ミステリ作品の第一人者みたいな紹介のされ方で報道されていたので、今年の直木賞を受賞した北村薫氏が、自分の好きな作品を書いている北村薫とは全く合致していなくて、ついさっきそれが同一人物であることを知ってビックリ。ま、大袈裟に驚くほどの事件でもないのだけれど。
自分の好きな北村薫作品は、「スキップ」「ターン」「リセット」の三冊。ただ、いい歳したオヤジがこういう小説を読んでいる光景はかなりキモイかもしれない……。
世間では一般に三部作的にひとくくりにされているけれど、それぞれ独立した話。いずれもいわゆるタイムパラドックス的なSF作品で、往々にして「時間」を題材にした小説は切ないもの。とくに「リセット」は泣ける。終戦記念日辺りの暑い夏の日の昼下がりに一気に読んで、そのあとシャワーを浴びてビールを飲みながら夜空を見上げるなんてのが、オトナの読書としてお薦めかも(笑)。
話は飛んで、時間もので泣けるというと「時をかける少女」もその一つ。で、そのアニメ作品を監督した細田守の最新作「サマーウォーズ」が、業界の知人曰く「号泣もの」らしい。で、予告編を見る限り、かなり興味があるのだけれど、いい歳したオヤジが劇場で号泣するのは非常に憚られる事態な訳で、どうしたものかと思案中……。
「サマーウォーズ」 劇場用予告
自分の好きな北村薫作品は、「スキップ」「ターン」「リセット」の三冊。ただ、いい歳したオヤジがこういう小説を読んでいる光景はかなりキモイかもしれない……。
スキップ(新潮文庫) 北村 薫 新潮社 1999/06 |
ターン(新潮文庫) 北村 薫 新潮社 2000/06 |
リセット(新潮文庫) 北村 薫 新潮社 2003/06 |
世間では一般に三部作的にひとくくりにされているけれど、それぞれ独立した話。いずれもいわゆるタイムパラドックス的なSF作品で、往々にして「時間」を題材にした小説は切ないもの。とくに「リセット」は泣ける。終戦記念日辺りの暑い夏の日の昼下がりに一気に読んで、そのあとシャワーを浴びてビールを飲みながら夜空を見上げるなんてのが、オトナの読書としてお薦めかも(笑)。
話は飛んで、時間もので泣けるというと「時をかける少女」もその一つ。で、そのアニメ作品を監督した細田守の最新作「サマーウォーズ」が、業界の知人曰く「号泣もの」らしい。で、予告編を見る限り、かなり興味があるのだけれど、いい歳したオヤジが劇場で号泣するのは非常に憚られる事態な訳で、どうしたものかと思案中……。
「サマーウォーズ」 劇場用予告
この記事へのコメント
おお、ハードカバーで初版というのは渋いですね。「本」を所有する楽しみの一つだなぁ。
こういうデジタルが当たり前で、しかも土地というリソースにかかる経費が高騰する時代には、もはや不毛な嗜みとなりつつあるけれど、やっぱり本は自分で持って書庫とかに並べたいですねぇ…。
こういうデジタルが当たり前で、しかも土地というリソースにかかる経費が高騰する時代には、もはや不毛な嗜みとなりつつあるけれど、やっぱり本は自分で持って書庫とかに並べたいですねぇ…。
Posted by wms at July 19, 2009 12:53
スキップ・ターン・リセットは好きで、昔一気に読んでしまいました。
しかも、リセットはハードカバーで初版を持っていたりします。(⌒⌒;)
>いい歳したオヤジが劇場で号泣するのは非常に憚られる事態な訳で、
おいらも涙もろいので、やばいなぁ(⌒⌒;)
しかも、リセットはハードカバーで初版を持っていたりします。(⌒⌒;)
>いい歳したオヤジが劇場で号泣するのは非常に憚られる事態な訳で、
おいらも涙もろいので、やばいなぁ(⌒⌒;)
Posted by カーツ at July 19, 2009 12:40