May 11, 2007
[時事]
アメリカで中古盤を売りに行くと指紋押捺を求められるらしい
Gizmodoの5月8日付け記事「Latest Piracy Havens Sweating the Crackdown: Used CD Shops」によると、アメリカの一部の州では、海賊盤制作の音源となっている中古盤市場を憂慮して、厳しい規制を導入する模様。
特にスゴイ規制が行われるのがフロリダ州。Gizmodoが引用している「Billboard」誌の記事をそのまま以下に孫引き：
フロリダ州で中古盤店へ中古盤を売りに行くと、まず指紋押捺が求められ、さらに免許などの州が発行した身分証明書類のコピーをとられるらしい。さらに酷いのは、売った中古盤の代価は現金じゃなくて、中古盤店などで流通するクレジット（おそらくクーポン券とかその類だろう）のみとなる。しかも、店側も買い取ってから30日間は販売を留保する義務があるとのこと。
ちなみに、DVDやゲームソフトの中古販売に関しても規制はあるのだけど、ここまで厳しいものではないようだ。
面白いというか、バカバカしいと感じるのは、同Gizmodoの記事に寄せられた読者コメントに、拳銃を買う場合のほうが規制が緩いのじゃないかというニュアンスのものがあった点。アメリカでは武器よりも音楽ソフトにまつわる著作権の方が危険だということなのかもしれない（笑）。
特にスゴイ規制が行われるのがフロリダ州。Gizmodoが引用している「Billboard」誌の記事をそのまま以下に孫引き：
In Florida, the new legislation requires all stores buying second-hand merchandise for resale to apply for a permit, would be required to thumb-print CD sellers and get a copy of their state-issued identity documents, such as a driver's license. Furthermore, stores could only issue store credit―not pay cash―in exchange for traded CDs, and then would be required to hold them for a 30-day period, before re-selling them.
フロリダ州で中古盤店へ中古盤を売りに行くと、まず指紋押捺が求められ、さらに免許などの州が発行した身分証明書類のコピーをとられるらしい。さらに酷いのは、売った中古盤の代価は現金じゃなくて、中古盤店などで流通するクレジット（おそらくクーポン券とかその類だろう）のみとなる。しかも、店側も買い取ってから30日間は販売を留保する義務があるとのこと。
ちなみに、DVDやゲームソフトの中古販売に関しても規制はあるのだけど、ここまで厳しいものではないようだ。
面白いというか、バカバカしいと感じるのは、同Gizmodoの記事に寄せられた読者コメントに、拳銃を買う場合のほうが規制が緩いのじゃないかというニュアンスのものがあった点。アメリカでは武器よりも音楽ソフトにまつわる著作権の方が危険だということなのかもしれない（笑）。
