March 27, 2007

どうでもいい話:素晴らしき訴訟社会

 Gizmodoの3月26日付け記事「Diebold Sues Massachusetts Because the State Doesn't Like Them」は、なかなか興味深い話。

 この記事によると、Diebold社という企業が、マサチューセッツ州の資材購入において、同社の選挙向け投票マシンが採用されなかったことを不満として、同州を訴えたらしい。

 これって、つまりは、ある読者がコメント欄で例え話を書いているのだけど、まさに「フォードが、同社の車を買わずにトヨタ製を買った人間を訴える」のと同じような状況かもしれない。

 ちなみに、Diebold社の投票マシンは、投票結果を簡単に改ざんできるようなチープなセキュリティ機能しか搭載していないことで問題になっている。(どうやって改ざんするかを説明したビデオがYouTubeにアップされている:約10分)

 あと、同じGizmodoの3月26日付け記事「RIAA Sues 10-year-old Girl with a Disabled Mom; Puppy Next」によると、RIAA(全米レコード協会)が10歳の少女に対して、彼女が7歳のときに犯した著作権法違反行為で訴訟を起こしているらしい。

 訴訟が簡単な社会ってのは楽しそうだな……。
このエントリーをはてなブックマークに追加