March 03, 2007
滑走記録メモ(シーズン通算16日目)
長野県黒姫高原スノーパーク。天気は快晴。道具はテレマークスキー。
イベント「てれまくり2008」への参加。自分程度の技量でどれだけ違いが判るかは不明だったけれど、来期モデルの試乗に挑戦した。
1本目は、すでに今期モデルをしのぐ出来という前評判を聞いていたので、迷わずK2の「World Piste」をチョイス(長さは174だったと思う)。まず、手に持って最初に驚いたのが板そのものの「軽さ」。とにかくK2の板はどれも一様に軽く仕上がっていて、その後に試した他メーカーの板はどれも重たく感じた。そして、World Pisteはジミヘンをイメージしたロッキンなグラフィクがちょっと子供っぽいのだけど、それがまたポップで魅力的(笑)。滑り心地の方は、とにかくエッジコンタクトがしやすくて、簡単にカービングできる板という印象。ただし、板が軽い分、荒れた雪面からの突き返しにも敏感で、ややパタパタする感じが強かった。この乗り味は、キャップ構造であることも関係していると思うけれど、とにかく板がパタパタしても、それには関係なく、エッジが雪面に食いついて離れないのが不思議な感じだった。
2本目は、Vector glideの「OMNNY」。これは、ソールの仕上げが悪くて全然滑らなかったのと、長さが180あったのもあって、なんだかとても鈍重な板という感じがした。せめてソールがちゃんと走れば、もう少し印象が違ったはず…。
3本目は、Vector glideの「BOLD」で、長さは185。こちらのソールはまともだった。自分的にはやや長すぎるサイズだったけれど、その長さを感じさせない滑り。ただし、自分的にはあまりピンと来るものが無かった。
4本目は、Black Diamondの「Voodoo」で、長さは175。柔らかめのモデルという話だったけれど、自分的にはもう硬すぎて乗りこなすことが出来なかった。
5本目は、K2の「Anti Piste」。長さは覚えてないけれど、たぶん174。ウエスト100オーバーのファット板で、キャンバーもかなり緩い特殊板。ただし、乗った感じは意外なほどに普通で、これなら深雪外しても、なんとか遊べなくはない雰囲気。ゲレンデパウ狙いの人に最適? まさにテレマークスキー版の「魚(Burton Fish)」という感じ。ただ、この板に乗る頃は、もう雪が溶けてかなりダメになっていて、ダラダラ緩斜面では接地面積の大きさが災いして、ペッタリと雪面に張り付いて止まったこともメモしておこう(笑)。
6本目は、K2の「Mt. Baker Super Light」(という名前で長さは174だったと思う)で、まぁ普通。残念ながら、World Pisteに乗ってしまうと、印象薄い上に、やはり雪が悪くなっていて、なんだかよく判らなかったというのが正直なところ。
番外は、試乗会とは別で貸してもらった板が2本。1本は「Scotty Bob」で、これはターンの乗り味が独特。圧雪されたバーンでのカービングが得意な板という評判通りの印象。高速クルージングが好きな飛ばし屋向きか? もう1本は「CYCHO」で、ちょっと特異な見た目の印象とは裏腹に落ち着いた滑り心地。しかも、180という長さを感じさせない軽快感もあった。サンドイッチ構造とういこともあって、K2のようなパタパタした感じが少ないのも好印象。もうちょっと雪の良い時間で乗ってみたかった。
で、以上の感想は、テレマークスキー初心者の域をようやく抜け出るかどうかという程度の人間が書いたものなので、あまり他の人の役には立ちそうにないなぁ(笑)。
イベント「てれまくり2008」への参加。自分程度の技量でどれだけ違いが判るかは不明だったけれど、来期モデルの試乗に挑戦した。
1本目は、すでに今期モデルをしのぐ出来という前評判を聞いていたので、迷わずK2の「World Piste」をチョイス(長さは174だったと思う)。まず、手に持って最初に驚いたのが板そのものの「軽さ」。とにかくK2の板はどれも一様に軽く仕上がっていて、その後に試した他メーカーの板はどれも重たく感じた。そして、World Pisteはジミヘンをイメージしたロッキンなグラフィクがちょっと子供っぽいのだけど、それがまたポップで魅力的(笑)。滑り心地の方は、とにかくエッジコンタクトがしやすくて、簡単にカービングできる板という印象。ただし、板が軽い分、荒れた雪面からの突き返しにも敏感で、ややパタパタする感じが強かった。この乗り味は、キャップ構造であることも関係していると思うけれど、とにかく板がパタパタしても、それには関係なく、エッジが雪面に食いついて離れないのが不思議な感じだった。
2本目は、Vector glideの「OMNNY」。これは、ソールの仕上げが悪くて全然滑らなかったのと、長さが180あったのもあって、なんだかとても鈍重な板という感じがした。せめてソールがちゃんと走れば、もう少し印象が違ったはず…。
3本目は、Vector glideの「BOLD」で、長さは185。こちらのソールはまともだった。自分的にはやや長すぎるサイズだったけれど、その長さを感じさせない滑り。ただし、自分的にはあまりピンと来るものが無かった。
4本目は、Black Diamondの「Voodoo」で、長さは175。柔らかめのモデルという話だったけれど、自分的にはもう硬すぎて乗りこなすことが出来なかった。
5本目は、K2の「Anti Piste」。長さは覚えてないけれど、たぶん174。ウエスト100オーバーのファット板で、キャンバーもかなり緩い特殊板。ただし、乗った感じは意外なほどに普通で、これなら深雪外しても、なんとか遊べなくはない雰囲気。ゲレンデパウ狙いの人に最適? まさにテレマークスキー版の「魚(Burton Fish)」という感じ。ただ、この板に乗る頃は、もう雪が溶けてかなりダメになっていて、ダラダラ緩斜面では接地面積の大きさが災いして、ペッタリと雪面に張り付いて止まったこともメモしておこう(笑)。
6本目は、K2の「Mt. Baker Super Light」(という名前で長さは174だったと思う)で、まぁ普通。残念ながら、World Pisteに乗ってしまうと、印象薄い上に、やはり雪が悪くなっていて、なんだかよく判らなかったというのが正直なところ。
番外は、試乗会とは別で貸してもらった板が2本。1本は「Scotty Bob」で、これはターンの乗り味が独特。圧雪されたバーンでのカービングが得意な板という評判通りの印象。高速クルージングが好きな飛ばし屋向きか? もう1本は「CYCHO」で、ちょっと特異な見た目の印象とは裏腹に落ち着いた滑り心地。しかも、180という長さを感じさせない軽快感もあった。サンドイッチ構造とういこともあって、K2のようなパタパタした感じが少ないのも好印象。もうちょっと雪の良い時間で乗ってみたかった。
で、以上の感想は、テレマークスキー初心者の域をようやく抜け出るかどうかという程度の人間が書いたものなので、あまり他の人の役には立ちそうにないなぁ(笑)。