February 04, 2007

滑走記録メモ(シーズン通算13日目)

 長野県戸隠スキー場。天気は晴れ。道具はテレマークスキー。

 遂に決心して、スクールを受講することにする。緩斜面ならテレマークターンが出来る(こともある)という自己申告をしたら、中級クラス相当に振り分けられる。

 しかし、この日は朝から強風でスキー場の全リフトが運行停止中。真っ青な晴天ながら、風はもう半端じゃない強さで、いつリフトが動き出すかは全く不明なまま。受講時間の10時になっても、その状況は変わらなかった。

 このため、スクールは一旦中止ということになりかけたのだけれど、シールを付けて登る気があるなら、そういう形でやりましょうという提案を受ける。当然、こちらとしては、そんな経験が出来るのは逆に願ったりかなったりだったので、即OKした。シールは手持ちのものが無かったのでレンタルすることに。

 初めてのシールによる登坂は、ステップソールの場合とは比較できないほど簡単で、スイスイ登っていく。もっとも、その分、前へ踏み出す時の抵抗もやや大きい。また、斜面が急な場合には、かかとを持ち上げるヒールサポートの効果が思った以上にあって、これがあると無いとでは、登りにかなりの差が出ると感じた。

 ルートは、中社ゲレンデから裏へ回り込み、ぐんぐんと登って怪無山の岩戸コース裏ぐらいに出た(ような気がする)。その後はリフトで瑪瑙山へ登り、そこからまた裏へ入って、途中ロマンチックコースを横切るような形で、最後は越水ゲレンデ麓へ降りてきた。

Togakushi Backcountry

 移動の途中、林を抜けて目の前に拡がった景色は、すばらしくきれいだった。

 滑りのテクニカルなレッスンとしては、膝下ぐらいの深雪(裏山)でのステップターンと、アイシーな急斜面(チャンピオンコース&シルバーコース)でのステップターンを教わる。ただ、急斜面でのステップターンは、理屈ではわかっても、怖くて身体が言うことを聞いてくれなかった(笑)ので、今後の課題に…。

 今回は、まさに「塞翁が馬」というか、リフトが風で動かなかったが故に、普通のスクール受講とは全く違う経験が出来て、本当に面白かった。

 そう言えば、どうでもいい話だけれど、今回も場内アナウンスはアニメ声じゃなかった。もしかして、あの体験は幻だったのだろうか?
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この記事へのコメント
どうなんでしょうね? ちなみに、上の写真で見えているトラックは、スノーシューのものだったようです。
Posted by wms at February 07, 2007 03:24
あぁ、第五リフト降り場から見下ろす雪原にいたテレマーカーの一人は、ひょっとしてwmsさんだったのですか。
Posted by かまけん@長野市 at February 07, 2007 00:15
ツッコミありがとうございます m(__)m
ちょっと同じネタで引っ張りすぎたことを反省しつつも、あの声をお聞かせできないのが、とても残念です(笑)。

ま、これからのスキー場経営では「萌え」みたいなマーケティング手法も、ネタが新鮮なうちであれば、そこそこありなんだろうなと思った次第です。ただ、こういうのって流行り廃れが激しいからなぁ…。
Posted by wms at February 06, 2007 21:17
もうスキー場事務所に行って、あのアニメ声アナウンスをもう一度直談判に行くべきじゃないすか!

てか、これだけネタ振りされるとこっちが聴きたいですよ!www
Posted by kuma at February 06, 2007 18:04