January 25, 2006

ああ、だからマッカートニーの写真はいつも視線が変だったんだね

 「音楽中心日記」さんの1月23日付け日記で知ったのだけど、soundgenerator.comの1月23日付け記事「McCartney quits cannabis habit for Heather」は、なにげに面白い:

McCartney is reported to have smoked cannabis almost everyday since being introduced to the drug in the early 1960's

"Him and Linda (McCartney) smoked it every day for the whole of their lives together," Mills McCartney reveals

 これはつまり、幻の来日公演にやってきてパクられて拘置所に放り込まれても全然反省してなかったってことだね(笑)。

 ビートルズ後期ぐらいからポール・マッカートニーの写真って、いつも視線が泳いでいるのだけど、この記事を読んで全ての謎が解けた感じだな。

 そして、Wings時代とかの変ちくりんなバランスのミックスも、ドープな感覚がなせる技だったということか。今聴いても「Band On The Run」あたりは音楽としてそれなりに面白いのだけど、リマスター盤でも音の芯がピントはずれている感じだったりするからなぁ…。

B00000721EBand on the Run
Paul McCartney & Wings
Parlophone 1993/06/07

by G-Tools

 個人的にマッカートニーのソロで好きな曲は、洋楽を聴き始めたガキの頃にちょうど流行っていた「Listen to What the Man Said」というやつ(収録アルバムは「Vensu and Mars」)。これ、当時の邦題が「あの娘におせっかい」で、このセンスは石坂敬一先生っぽい気がするけど、果たして本当にそうなのかどうかは知らない。ただ、昔はこの原題がどうやったらこの邦題になるのか全然判らなかったけれど、今となってみると、上手に付けたものだなぁと感心する。
このエントリーをはてなブックマークに追加