December 28, 2020

MXR Tremolo M305の簡単な感想

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発売以来ずっと気になっていた「MXR Tremolo M305」を手に入れた。

エフェクターに対する相場感(あくまでも個人的なもので自分でもかなりケチだという自覚はある…)からするとほんの少し価格が高いような気がして躊躇していたのだけれど、某楽器店で貯まったポイントがそろそろ有効期限切れだったのでそれを使ってエイヤという感じで購入(笑)。

音質、エフェクトのかかり具合、操作感、商品の質感等、どれもとても満足。不満があるとすれば、トレモロの種類を変更するためのスイッチの仕様がちょっとかったるい。あとは電池を内蔵して使えないのは残念。しかし今どきのペダルはそういうのが普通になりつつあるのでこれは妥協するしかない。

この1台で6種類のトレモロを使い分けられるの加えて、演奏の強弱に感応させてトレモロの速度と深さを自動的に変えられる「Envelope Mode」が用意されているのがうれしい。他にも外部スイッチでタップテンポできたり、エクスプレッションペダルから各種設定をいじれたり、ステレオ入出力に対応していたりと、この小さな筐体で相当に多機能を実現しているのはすごい(自分は全然そこまで使ってないけれど…)。

トレモロが欲しいけれど持ってなくてこれから買おうかなと考えている人は候補の1つとしてこのペダルを試奏してみることをおすすめします。

最近は色々なエフェクターメーカーから個性のあるモデルがたくさん出ていて、もし潤沢な資金があるのであれば、Origin Effectsの「RevivalTREM Bias Tremolo」がイチオシだけど、さすがに軽く5万円を超える価格はハードルが高い。

トレモロは本来であればフェンダーの古いアンプに載っかっているやつが一番美味しいと思うけれど、簡単には手が出せないし現実的には使いやすいエフェクターに頼らざるを得ないのが現実ということで。




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MXR M305 TREMOLO トレモロ ギターエフェクター

MXRが得意としてきた往年のトレモロサウンドから、ヴィンテージのチューブアンプに採用されていたバイアス変調方式をシミュレートした波形や矩形波など、多彩な6つの波形モードがプッシュ式のスイッチノブで選択可能。(製品紹介文より)

  

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