April 29, 2020

iPhoneのiOSをバージョンアップしたら連絡先がクラッシュして使えなくなった件(とりあえず解決済み)

 初代iPhone SEをこれまでiOS 12.x(最終的には12.2)で愛用してきたのだが、なんとなく魔が差して現時点で最新の13.2にバージョンアップした。

 バージョンアップした主たる理由は、iOSに重大な脆弱性が発見されたという情報が出回り、近々それに対応したセキュリティアップデートがありそうなので、その前準備としてiOSを最新版にしておこうと思ったからだ。

iPhoneのメールアプリにゼロデイ脆弱性?「iOS 6以降すべてのiOSに存在」と報告

 結局、これは空騒ぎだったようで、結果的には急いでバージョンアップする必要はなかったのけど、この情報が出たのは自分にとっては後の祭りということに……。

iOSのゼロデイ脆弱性、「差し迫った危険はない」とApple

 で、iOSを12.2から13.2にしたiPhone SEは当初危惧された動作の鈍重化なども発生せず、どちらかというと以前より滑らかな動作をしているようにも感じて好印象だった。

 ある致命的な不具合が生じるまでは……。

 メールを作成しようとして、住所録アプリである「Contacts(連絡先)」を開けようとすると、iPhoneの画面が一瞬真っ白になってクラッシュする。かなり焦って色々やって、最後はiPhoneの初期化とバックアップの再インストールまでしたが、まったく症状が改善しなかった。もはや住所録なしで使うしかないかというところまで追い込まれたけれど、それだともはやスマートフォンとしての意味が無いような……。

 完全に諦めモードになってぼんやりすること1日ほど。で、最後にダメ元で、iPhone全体の言語設定をこれまで自分的には使いやすいということで「英語(English)」にしていたのを「日本語」に変更してみたところ、なんと「連絡先(Contacts)」は何事もなかったように開いてくれた。

 結論としては、これまで英語環境でも無理矢理に日本語設定で使えていた連絡先アプリが、おそらく13.xからはそういう使い方において互換性が無くなってしまったのではないかと推測される。これがAppleの意図した仕様なのか、それとも意図しないバグなのかは判らない。今後のバージョンアップでまた以前のような使い方ができるようになるのかどうかも謎。

 個人的にはずっと言語設定を英語にして使ってきたので、日本語だととても使いづらくて苦痛だけれど、スマートフォンとして連絡先をつかえることがまずは重要なので、諦めてしばらくは日本語環境で使うことになりそう。慣れというのは恐ろしいもので、ダイアログとかが日本語で出てくると何書いてあるのか一瞬判らなくてギョッとするし直感的に反射できなくて困る……。まー、そのうちこれも慣れるかな。  

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