November 17, 2013

Jake Buggのアルバム「Shangri La」を全曲ストリーミング試聴したので感想など

 NPRでJake Buggのアルバム「Shangri La」が全曲ストリーミング試聴できたので、それなりに真剣に耳を通しつつツイッターに感想書いた。で、それをまとめておくことに。

shangrila_jb

視聴してみる。やはりディランぽいのが気になるw

お、2曲目はディランというよりもずっとイギリスのバンドぽくなったw

あー、ジェイク・バグも今作のプロデュースはリック・ルービンなのか。大活躍だな…

ディランのナッシュヴィル・スカイラインのテイストに似た曲もある。

老人好みのテイストなんだけど、若い人はこれ聴いてどうなんだろう。ストライプスなんかもそうだしな。あとは歌詞か。聞きながらリアルタイムで判ると良いのだけど、そこまでの集中力はちょっとない。

キックの音がでかいのはフォークぽくないw

今、コステロとジェイク・バグのライブがあってどちらが観たいかと言えば、当然のようにジェイク・バグだな。

今、コステロとジェイク・バグのライブがあってどちらが観たいかと言えば、当然のようにジェイク・バグだな。

ファーストよりもバリエーションがあって個人的には好感度高い。

「Kitchen Table」という曲がちょっと変わっていて面白い。

これはライブでどうするのかな。このニュアンスがちゃんと出せるようならすごい。

Simple Pleasureという曲がいかにもリック・ルービンのプロデュースというミックスのあり方。レッチリ的なイントロからヴァース、そしてコーラスへwww

若き日のディランがレッチリをバックにして歌ったらこうなったみたいな感じがするw

最後の曲はわざとなんだろうけれど、ボーカルのタッチとかがローファイな仕上げで、いかにもアウトロ的なニュアンスが強くなっているかな。

アルバムトータルタイムがちょうど40分。昔のアナログ盤の感じ。しっかり聴き込むと面白いかな。

できれば歌詞カード、英語が判らない場合は訳詞付きが良さそうな感じ。

 NPRの解説によると、主な参加ミュージシャンは、Pete Thomas、Chad Smith、Matt Sweeney、Jason Lader。プロデュースは上にも書いたようにRick Rubin。ミックスはBilly Bush。

 全体の音の在り方はルービンの関わるプロダクション全体にその傾向あるけれど、アンビエンス抑え気味で、各楽器のセパレーションがハッキリ。クリアなんだけどサチってる感じ。で、演奏前や終わった直後の楽器の余韻の残し方とかがちょっとわざとらしい(笑)。嫌いじゃないというか、ルービンのこのやり方にやられ続けて何十年……。J-POPな皆さんがまた真似しそうな感じでもあるのかな。

 個人的にはロック寄りな曲よりもフォーク寄りな曲の方が好きだったけれど、まあそれは今がそういう気分だからと思う。特に好きだったのは「Me And You」と「Kitchen Table」。

B00FB029IUShangri La
Jake Bugg
Island 2013-11-14

若者ならもう古いロックは聴かないで、このアルバムを聴けば良いと思う。ストライプス同様にお薦めな1枚。
  

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November 14, 2013

知財立国から知財ユートピアへ:日本が進むべきこれからの道

 WikileaksがTPPで扱われる知財関連についての草案と覚しき文書を公開したらしい。ITmediaで簡単に概要が紹介されていた。

TPPの草案か 知財関連の秘密文書、Wikileaksが公開

 Wikileaksそのものの中身については面倒なので後から読んでみようと思うけれど、こういうことで人心が惑い国家が不安定になるのはよろしくないので、拙いながらも日本が知財問題について進むべき真の道を提案してみたいと思う。

 まず、日本は今の著作権や特許権にまつわる法律を解体し、知財に関する全ての権利は国に帰属することとすべきである。そして権利管理は、総務省、文化省、経産省などの上位機関として新たに知財管理省を設けることで、これまで各省による利権争いを封じることとする。

 知財に関連した犯罪はすべて国からの親告によって断罪し、取締はすべてを警察に一任。これまでのような手緩い対処ではなく、全ての著作権および特許権の侵害行為は刑事罰として処することにする。

 日本国民は全ての著作権および特許権について、その権利を国に譲渡することを義務付ける代わりに、そうした知財を生み出した個人の名前を国が管理するデータベースへ登録できる権利を与えられる。

 国は全ての著作権および特許権に関する使用権利を国民に有料で一定期間において使用を許可する。権利使用料は国に納付され税金と同じ扱いとする。著作権および特許権の発案者として登録されている者は、他の者よりも権利使用料支払において若干の優遇措置が施されることとする。これにより、新しい知財が生み出されるためのインセンティブとする。

 以上、かなりテキトーに書いたので抜け落ちていることは多々あるとは思うけれど、まずはこの提案を叩き台にして、知財立国改め、日本の「知財ユートピア」化を目指そうではないか、諸君。

 そんじゃーね!  
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