June 30, 2013

ミックスの練習:Crossing The Ocean (2013 Summer Dub Mix)

 以前に一度公開しておきながら、自分自身でも納得できない部分が多すぎてボツにした音源のミックスに再挑戦。



 オリジナルのミックスで何が一番不満だったかというと、とにかく全体にヌケが悪かった。なので、今回はまずごちゃっとした中低音の整理に気をつけつつ、曲そのものの単調な展開はダブ的手法で誤魔化す方向で(笑)。

 出来上がりは相変わらず「オルタナ色が薄れてフュージョンバンドの出来損ないになった頃のA Certain Ratio」的な80年代ぽい感じかも…。  

このエントリーをはてなブックマークに追加

June 27, 2013

プログラムとミックスの練習:lost in the olgas

 遠い昔にバンドで演った曲を改めて自分一人でアレンジし直して録音してみた。当時正式な曲名は無くて、仲間内では「タラ〜ン」と呼んでいた。理由はイントロのギターがそういうフレーズだったから(笑)。



 リメイクの常というか、当時のオリジナルな演奏には全然かなわないショボイ出来になってしまったけれど、それはおそらく自分のプログラミングが全然ダメだからなんだろうと思う。で、演奏のダメさを補うべく色々とミックスに時間をかけてみたけれど、元が悪いものはやっぱりダメというオチ。

 とりあえず、今回はEQで音の定位を演出することを課題にミックスしてみた。ドラム・パーカッション辺りでちょっとだけそれは達成できているような気もする。

 曲のタイトルに使った「The Olgas」というのは、オーストラリアにある不思議な岩山が集まった場所の地名。今はアボリジニの言葉で「Kata Tjuta」と呼ぶ方が正しい。実は遠い昔ここへ観光で行って、一人でハイキングして迷って死にそうになったことがある。よく無事で帰ってこれたものだなと今さながらに不思議。たぶんもうそんな機会は二度とないと思うけれど、かなうことならもう一度行ってみたい場所。

olgas_panorama
photo by Christian Mehlfuhrer  
このエントリーをはてなブックマークに追加

June 22, 2013

Adobe Flash Playerのインストーラの仕様がひどい件(追記あり)

 うちのマシンのOS環境をそろそろアップデートするか検討するため、外付けHDDからOS X Mountain Lion(10.8.4)で起動して色々試してみた。

 で、Safariでニコニコ動画を見ようとしたところ、Flashのバージョンが古いからアップデートしろと文句言われたので、アップデータを落としてインストールを試みたところ、なぜかFlash Playerのインストールなのに、同時に別アプリの「Photoshop Lightroom」のインストールまで始まってしまった。これ、オプションでダウンロードをどうするか選択するといった余地がなくて、必ずインストールしなければならない状態になっている。あまりにも酷い。

 仕方ないのでそのままダウンロードするにまかせたけれど、Photoshop Lightroomの容量はなんと約1GBもあった。何を考えているんだアドビは。頭おかしいだろ。

 しかも、最新版のFlash Playerをインストールしたはずなのにも関わらず、ニコニコ動画の方は相変わらずバージョンが古いか、Flashそのものがインストールされてないから再生できないと怒られる始末。

 その後、何度かFlashの再インストールを試したけれど、全く事態は解消せず。で、Photoshop Lightroomの方は、HDD上にアプリが無いとやはり必ずインストールしようとする挙動も確認できた。

 アドビのサイトで文句の一つも送ってやろうかと思ったら、Flash Playerについての要望、不具合(バグ)報告は「Adobe Bug and Issue Management System」にログインしないと出来ない仕組みになっていて、これって要はトーシローの苦情に貸す耳は無いといっているのと同じ。今回ほどアドビがクソだと思ったことはない。まさに激おこプンプン丸なのだ!!

 仕方ないのでしばらくMountain Lionの導入は見送りということに……。

(追記)
 その後、ツイッターでアドビのサイトからFlash Playerを落とす際にPhotoshop Lightroomのインストールをオプトアウトできることを教えてもらった。で、確認のためにサイトを見たら、これは明らかにユーザーが気づかずPhotoshop Lightroomも一緒にダウンロードするように仕向けているとしか思えない表記になっていることを発見。

001

 真ん中のバナーが何を意味してるのかよく判らない上、チェックボックスに最初からチェックが入っている。普通の感覚からすれば、Flash Playerを落とすのに、1GBも容量があるソフトがデフォルトでオマケについてくるという発想は無いから、ここでわざわざチェックボックスのチェックを外すという行動はとらない。しかも、なんだかチェックボックスの視認性が悪い。これは明らかに気づかれないようにしているとしか思えないし、悪意があると感じる。

 で、あと、Safariでプラグインが不調なのはFlashだけじゃなく、マイクロソフトのSilverlightも動作しないことが発覚。こうなると、問題はSafariもしくはMountain Lionと関連したうちの環境だけに起因している何かということでますます頭が痛い……。  
このエントリーをはてなブックマークに追加

June 17, 2013

Kanye West「YEEZUS」をYouTubeで全曲試聴した

 これも時代ということか、Kanye Westの最新アルバム「YEEZUS」が発売を前にして全曲YouTubeで公開されていたので貪るようにまるまる聴いた。



 で、以下はリアルタイムで聴きながらツイッターにポストした感想のコピペ。ま、正直な話、自分はヒップホップに関して全然良いリスナーじゃないし、カニエのこれまでやってきた仕事もほとんど知らないのから、単なる与太でしかないので悪しからず…

うお、カニエ、予想外のオープニングだw

これ、ダフトパンクじゃなくて卓球でも良かったような感じだw

すごい低音入ってるね。LS3/5Aでは再生したくないような音www

やはりカニエは良い意味で色々とヒップホップな世界を裏切ってくるな

これはもしかしてゲイリー・グリッター的な?>Kanye West - Black Skinhead

ちなみにイギリス人はギャリー・グリッターと発音する

ダフトパンクのプロデュースした4曲良いね。彼ら本人のアルバムより良い。(※ あとから確認したら3曲の間違い)

その後聴くとフランク・オーシャンの入っているNew Slaevsはつまらない…

またプログレのサンプリングきたwwwwww

これはサンプルじゃなくて演奏してるのかな? クリムゾンとかそういうイギリスぽいけれどw

しかし圧倒的に音数が少ないな。これが影響するとヒップホップ界は大変だw

これか、「奇妙な果実」がモチーフで使われているのは。英語がネイティブで判ると圧倒的にインパクトあるんだろうな>Kanye West - Blood On The Leaves (feat. Tony Williams)

ボーカルの力でゴリゴリ行くというのが今回のカニエのアルバムなんだなぁ。

とにかく全編シンベなんだなw

どの曲もぶっといという表現が一番似合うなぁ…

あー、これはTGぽい>Kanye West - Send It Up (feat. King L & Iamsu)

まさにそういうサンプルを使っても明らかに従来のR&Bな文脈から逸脱してる感がすごいw>Kanye West - Bound (feat. Charlie Wilson)

最後はボーナストラック?>Daft Punk - Lose Yourself to Dance Remix Ft. Pharrell Williams & Kanye West & Flap Jack

このリミックス気持ち良いな。

B00CV5ZPA2Yeezus
Kanye West
Def Jam 2013/06/18

まず間違いなく2013年の話題の1枚になると思われ。
  
このエントリーをはてなブックマークに追加

June 16, 2013

G.O.D. COVER CONTESTのミックス部門に参戦してみた

 7人のギタリスト集団「GUITARISTS ON DEMAND(G.O.D.)」が開催するコンテスト企画「G.O.D. COVER CONTEST」のミックス部門に参戦してみた。これもまた以前の「MIXバトル」と同じようにツイッター経由で知ったイベント。

 ミックスしたのはAquariusさんという方が作曲・演奏している「Clock Up」という作品。

 情けないけれど自分の音楽的引き出しの中にこういうロックなインスト楽曲についての知識はほとんど無いので、最初はどうミックスしようか悩んだけれど、なんとかジェフ・ベックやヴァーノン・リード辺りのことをイメージしながらミックスを組み立ててみることに。

 とにかく演奏そのものが素晴らしく、いつもなら手を出すエディットなどは全然やらず、録音されている音を気持ち良く聴かせる方向でEQやコンプを詰めていった。キモはドラムで、キックはゲートで余韻をカット、ハイハットはほんの少しだけハイを削るみたいな感じで、全体的には派手にしつつもギターの邪魔にならない場所に音を置いていく感じ。あと、オリジナルの音源ではハイハットが左に定位するミックスなんだけど、これは個人的な趣味から右に変更。

 ギターとベースはひたすら美味しい響きの部分をEQで持ち上げて、他にぶつかる帯域はカット。さらに、ギターのフレーズの美味しいところだけリバーブ載せるみたいな細かいことをほんのちょっとだけ。

 全体の仕上げはアナログ録音ぽいテイストに振ってまとめた。一度ミックスしたあと、2ミックスをマスタリングというほど大袈裟ではないけれど、全体にEQで整理してから気持ちだけ音圧を上げてみた。ただ、演奏全体のメリハリは残したかったので今どきのネット配信音源としては音量低いかも……。こういうのはもっと上手に音圧を稼げる技を身につけたい。

 今回のように自分では絶対に演奏・録音できないような音素材を自由にミックスさせてもらえるのはとても楽しい。今後も機会があればどんどん挑戦してみたいので、なにかあればツイッターなどで声をかけてもらえるとうれしいです。

PS. 残念ながらコンテストには落選してしまったので、ミックスした音源の公開は終了ということで。コンテスト優勝者はこちらで発表されてます。さすがに上手ですね。

B00C7HMUFMギタリスツ・オン・デマンド(G.O.D. GUITARISTS ON DEMAND)
ギタリスツ・オン・デマンド(G.O.D. GUITARISTS ON DEMAND)
自主制作 2013/05/31

これまでG5 PROJECTやSERENADEといったプロジェクトで数多くの作品を発表しているギタリスト、Godspeed。同人音楽シーンを中心にネット動画で絶大なる人気を誇る彼を中心に、新たなヒーローを求める時代の声に応じて7人のギタリストが集結!

多岐に渡るジャンルでギターの新たな表現を模索する。

ギターキッズはもちろんテクニカルなギター・サウンド愛好家には堪らない珠玉の1枚。(CD紹介文より)
  
このエントリーをはてなブックマークに追加

June 10, 2013

世の中の音楽流通は皆ストリーミングへ向かうのか?

 Appleがいよいよ音楽のストリーミング配信を始めるらしい。ネットでは今のところ「iRadio」というサービス名で話題になっているけれど、これはWWDC発表のフタを開けてみないとどうなるか判らないとは思う。そういうのを裏切るのがAppleだから(笑)。

 それはともかく、今回の件については、Appleが3大メジャーレーベルと契約したということよりも、大手音楽出版社と無事に契約できたという点が大きいかなと見ている。そこがOKしなければ全く進めない話だったから。

 すでにApple以外の音楽配信事業者は皆ストリーミングに手をつけているし、これはつまり、これからの商業音楽流通のメインはストリーミングですよと、欧米の音楽産業の中の人達が宣言したに等しいようにも見える。

 商業音楽ビジネスの動向についてはずっとやじうま的な立場で傍観してきたけれど、今回のAppleのストリーミング配信参入はとても大きな事件だと思う。これでAppleが成功するか失敗するかは関係なくて、現時点でのデータダウンロード形式による音源販売の最大手事業者がストリーミングに手を出すという事実そのものがインパクト。もはや後戻りはないということ。

 日本国内の商業音楽界隈でストリーミングがまともに取り扱われるようになるのがいつになるのかはまた別の話だけれど、洋楽カタログの流通に関してはかなり大きく影響を受ける可能性があって、その結果として日本では聞けなくなる洋楽作品なんてものが徐々に出てくる可能性も想像できるし、そんな事はあまり起きて欲しくないけれど、YouTubeで色々な音源を試し聴きできるのもあと少しの間だけかもなんて不安もあったり……。

 さて、ジョブズ亡き後のAppleが果たして音楽ビジネスで無事に新しいサービスを離陸させることが出来るのかお手並み拝見といきますか(笑)。

PS. やっぱり思ったとおりで、巷の噂と違って新しいサービスの名前は「iTunes Radio」だった(笑)。  
このエントリーをはてなブックマークに追加

June 03, 2013

いつものオカルトネタ:iTunesのAACエンコードを信用しちゃいけないという話

 AV Watchで藤本健氏が連載している「Digital Audio Laboratory」で、「iTunesのVBRとCBR、どちらの音が良い?」という記事を読んで、興味を抱いたので早速うちでも実験してみた。

 で、先に結論みたいなものを書いてしまうけれど、iTunesでCDをリップしてエンコードするのはやめた方が良いかもという……。少なくとも大事なCDをデータとして保存するならAACやMP3みたいな圧縮形式ではなく、AIFFかWAVで、それがきびしいならせめてロスレス形式にしたいところかなと。

 とにかく今回はかなりビックリした。まず先の記事でVBRとCBRで音が違うということだったので、単にそれを体感したくて実験するため、いつもオーディオ系の試聴でリファレンスにしている音源の一つ、カーペンターズの「Yesterday Once More」をCDからiTunesでリッピングした。

 リッピング設定を見ると、VBRオフになっていたので、普段自分はCBRでリッピングしてるのだなと思いこみ、まずはVBRオンでリッピング。これで過去に取り込んであるデータと聞き比べたところ、やはりVBRオフ、つまりはCBRで取り込んだ音源の方が気持ち良い鳴り方したので、あーなるほど、ふむふむと思った訳だ。

 ところが、ここで改めて確認してみたら、以前に取り込んでいたデータもVBRであることが発覚。しかもデータファイルの容量が異なっている。???と思い、よくよく見比べてみたら、iTunesのエンコーダが「10.5」と「10.7」と違っていることが判った。

 で、改めて、10.7のVBRオフでリッピングしなおして聴き比べてみた。以下がそれぞれのデータの情報。

001

 1番目のデータはアルバム名が異なっているけれど、これは単に後から入力しなおしただけで、実際には全て同じベスト盤「Yesterday Once More」からリップしている。で、注目すべきは「ビットレート」と「エンコード方式」、そして「サイズ」の数値。これがそれぞれ異なっている。

 自分の耳で聞く限りは、10.5のVBRデータの音が非圧縮状態(AIFF)のニュアンスに一番近い。逆に、10.7のVBRとCBRはどちらも音の強弱といったニュアンスが欠落し、まるで「死んだ」ような演奏に聞こえる。10.7同士でどちらが良いかと言われると、10.5 VBRとの差があまりにもありすぎてどちらでも大して変わらないんじゃないのというほどに、聞くに堪えない……。

 正直、こんな結果が待ち構えているとは思わなかったので、とてもショック。iTunesでのリッピングは便利だけれど、これで永久保存的なデータを作るのはちょっとヤバイかなと思った。よくCDをリップした後は邪魔だから売り払ってしまうというような話も聞くけれど、自分にそれは真似出来そうにない。でも、これも普通の人からしたら単なるオカルトであって、バカじゃないのというぐらいにどうでもいい話だったりもする訳だよね(笑)。  
このエントリーをはてなブックマークに追加

June 01, 2013

どうでもいい話:それでもUSBケーブルで音が変わるんだから仕方がない

 これまで何度かUSBケーブルで音が変わるという話を書いてきたけれど、
 また懲りずに同じような話を書くことに(笑)。

 今回は書店で偶然にも「別冊ステレオサウンド:高音質USBケーブル×4 SPECIAL」というのを見つけたのが運の尽き。

4880733067高音質USBケーブル×4 SPECIAL 特別付録「オーディオ用USBケーブル4本」つき(別冊ステレオサウンド)
月刊HiVi編集部
ステレオサウンド 2013/05/28

オーディオ用高品位USBケーブル4本を特別付録としてパッケージングし、4社のUSBケーブルの音の個性が聴き比べできるおトクな別冊です。ガイドブックでは、4社のブランドストーリー、各USBケーブルの音質リポート、愛用者の体験試聴リポートなどを収録しています。(書籍紹介文より)

 これ、ハッキリ言って書籍というよりも、単にお試し用USBケーブル4本がセットになったパッケージ。ま、USBケーブルで音が変わると言った時点で頭のおかしい変人扱いされるのがオチなので、普通の人はこんなものに手を出しては絶対いけないブツだったりするけれど。で、自分は頭のおかしい残念な人の類なので、当然のように嬉々としてこの本をゲットして家路についた。

 で、以下は4本のケーブルを試しながらリアルタイムでツイッターに投稿したログをそのままコピペしたもの。テスト環境がまったくもって全然ハイエンド機器じゃないので、真っ当なオーディオ趣味の人達にはほとんど参考にならないだろうけれど、こういうのもありかなということで。

 なお、再生環境は途中のログでも出てくるように、MacBook ProでDAWソフト「Studio One」にAIFF形式のCDリッピングデータを読み込んで再生、それをUSBケーブル経由で、廉価なオーディオインタフェース「Roland UA-4FX」からヘッドホン再生するという形。ヘッドホンは上海問屋で激安販売されながら異様に音が良いということで一部好事家の間で話題になった黒檀ヘッドホン。このヘッドホンはマジで音良くて驚くばかり(笑)。

別冊ステレオサウンドのUSBケーブル4本セットの変態本を入手したので早速試聴を開始。まずはこれまで使っていたBelkinの50cmのやつを聴いて、その後にAIMの21.5cm。長さが半分のせいもあるんだろうけれど、音が全然違うwww

続いてSUPRAの20cm。AIMに比べると大人しい感じだけど、こちらの方が自然かな?

続いてZonotoneの21cm。SUPRAよりも明るいけれど、AIMほど不自然ではないかな。

最後はWIREWORLD。ちょっと線が細いかな?

違う音源で再びチェックしてみることに

先ほどはBeatlesの「Let It Be」だったけれど、今度は映画「タクシードライバー」のサントラからテーマ。

うーん、今の環境だとWIREWORLDはちょっとないな…

Zonotoneは善戦中w

SUPRAはやはり大人しいけれど自然な感じ。音の強弱がよく再現できている。しかし、こんな20cm前後のケーブルでもこうまで特性違うと恐ろしいなw

で、AIMはやっぱり派手だね。メリハリがすごいw ポップス系(ロックやヒップホップ、エレクトロとかそんなのも含めて)には悪くないのかも?

また音源を変える。今度はケイト・ブッシュの「嵐が丘」

AIMはちょっと乱暴だね。逆にSUPRAは予想したよりも全体がクッキリと再現されてる。

ZonotoneはSUPRAより出てる音のレンジが狭い感じ。全部出るモニターライクな音ではなくて、どこか整理されて出てきてる感じ。

やはりWIREWORLDは低音が弱いというか出てない感じする…

ここから先はSUPRAだけに絞って色々な音源を聴いてみることに

クロノスカルテットの「Marquee Moon」 弦と弓がぶつかってバキバキいう音もなかなか良い感じw

ちなみに、再生環境はかなり劣悪なので、ハイエンドオーディオな方の参考にはならないと思われw MacBook Pro/Studo Oneで再生してUSBケーブル経由でローランドのUA-4FXから黒檀ヘッドホンで試聴しての感想です。残念ながら貧乏人なセット…

次は再生が難しい大瀧詠一の「君は天然色」いってみよう。

イントロのピアノの音はOK。曲始まって後のドラムはちょっと物足りないかな。これはオーディオインタフェースの問題もありそうだけど…

音源変えた、矢野顕子の「Paper Doll」はかなり良い感じだなー

続いてマイルスの「So What」

んー、ジャズはやっぱりスピーカーで聴かないとつまらないわwww

と言いつつ、ビル・エヴァンズの「Waltz for Debby」も聴いてみよう。やっぱりこのレコードはドラムだなー

SUPRAは元気ないのかと思ってたけれど、音源が元気ならちゃんと元気な音出るね。これは音源に対してシビア。なんでも良い感じには聴かせてくれないw

個人的に苦手なD'Angeloの「Playa Playa」 SUPRAはこの手の音源は苦手だろうと勝手に想像してたけれど、そんなこと全然なかった。ただ、AIMの方がより向いているだろうとは思うけれど。

ということでAIMにしてみたけれどこれは意外。明らかにSUPRAの方が良いな…

コステロの「Alison」を再びSUPRAで。普通に良い。

小説「Rules of Attraction」縛りでイーグルスの「New Kid in Town」につなげて聴いてみる(判る人ほとんどいなさそうw)

ソースに対してとても素直な感じがする>SUPRAのUSBケーブル

今回の4本のケーブルの中でSUPRAが一番音楽らしい鳴り方したかな。

ところで、SUPRA USB 2.0は0.7mで定価10,500円か…

いやぁ、こんなUA-4FXでもこれだけ良い感じに鳴るんだからそれだけの価値はあるんだろうけれどなぁw

おぉぉ、スティーリーダンの「Babylon Sisters」がキレイに鳴ってるw

結論としてはやはりUSBケーブルで音が激しく違ってしまうということかな。オカルトですいませんw

「Rikki Don't Lose That Number」も良い感じで鳴っている。このケーブルは他人にも薦められそうな感じ。

Julee Cruiseの「Falling」のエコーがすごく良いな。やはり良いUSBケーブルを選ぶことは大事。

ケーブル試聴の最後はカーペンターズの「Yesterday Once More」「Superstar」「Close To You」を3曲続けて

やはりちゃんとベース出てるな。このケーブルはソースの音のあり方をそのままキレイに伝えているので好感もてる。

 これらのツイートをしている最中も数人からツッコミが入って、やはりSUPRAは評判が良いみたい。ただ、国内流通価格は海外に比べて高いとのこと。こういう趣味のオーディオ製品はそういうところが難しい……。

B00A0NTRUQスープラ HIGH SPEED対応USBケーブル SUPRA USB 2.0/0.7m
スープラ

◆端子には0.8ミクロンの金メッキを施し、導通性能をより向上◆導体の絶縁材に発砲PE材を使用し静電容量を下げると共に、高速伝送性能を向上◆独自のツイストペア構造によりすべての周波数でインピーダンス整合性を高めています◆ツイストペアに異なる撚りピッチを採用し、クロストークの発生を防いでいます◆主要なツイストペア導体はアルミシールドを施し、さらに全体をアルミ箔シールドと銅編組シールドで保護することにより電磁気干渉を減らし、高品質信号伝送を可能にしました◆オーソドックスな考え方の積み重ねと素材の品質により優れた音質を実現しています(製品紹介文より)

 それにしても、オーディオ趣味ってのは、音楽にそれほど興味のない人はともかく、音楽を好きでもオーディオにはあまり興味ない人からバカにされるのはどうしてなんだろうなぁ。もっとも、音楽にはあまり興味なくてオーディオにだけ興味ある人もいたりするし、他人の趣味なんて理解できなくて当たり前なんだろうなとは思うけれど(笑)。  
このエントリーをはてなブックマークに追加

ギタリストの手癖をデジタルに可視化するとこんな感じになるという話

 ツイッターで流れてきた情報で知ったのだけれど、英Guardianの「Data Store Show and Tell」というシリーズもので「Guitar heroes: which artists play what?」という企画が面白かった。

 これは歴代の有名ギタリスト達の手癖をデジタルに可視化してみせるもので、彼らがフレット上でどの弦のどのポジションをよりたくさん使っているかが判るようになっている。

 赤い丸の色が濃いほど頻繁に使われていることになるのだけど、Slayerを選ぶとほとんど6弦の解放に集中していてビックリ。これは極端なんだけど、やはりメタル/スラッシュ系のギタリストは低音弦に集中する傾向がありそう。

1

 逆に、BB KingやAlbert Kingといった古いタイプのブルースギタリストになると、高音弦のミドルポジションに集中していて、これは多分自分も同じパターンだろうなと思ったり(笑)。

2

 Led ZeppelinとWthite Stripesのパターンもちょっと似ていて、4・5・6弦のローポジション辺りが割とカギになっているぽい。

3

 ギターを弾く人ならこれはかなり楽しめるはず。

4845619008100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 段階トレーニングで「手クセ」の幅を広げよう! (CD付き)
いちむらまさき
リットーミュージック 2010/12/20

リードギターもバッキングもアドリブも、いつも同じフレーズになってしまいがち……という人必見!

ギターに「手クセ」が少ないと、リードギターもバッキングもアドリブも、いつも同じようなフレーズばかりを弾くことになります。では、手クセにこだわらないプレイを目指すべき? いいえ、既に手クセは持っているのですから、「もっと手クセを増やす」ことを重要視した方が良いのです。(書籍紹介文より)
  
このエントリーをはてなブックマークに追加