January 14, 2013

和田靜香「音楽に恋をして♪ 評伝★湯川れい子」を読んだ

 楽しみにしていた本。あっと言う間に読んでしまった。

4023311421音楽に恋をして♪ 評伝・湯川れい子
和田靜香
朝日新聞出版 2012/12/20

日本の洋楽評論の草分けである湯川れい子。
持ち前の美貌と度胸で戦後日本の最先端を駆け抜けたその半生は、日本の洋楽史そのものであると同時に、新時代の息吹を体現した女性の華麗な物語でもあった。
「プレイガール」と呼ばれた彼女のドラマチックな生き様を、直弟子の音楽ライターが大胆に描く。

 自分にとって湯川れい子という人は、NHKのテレビ番組「あなたのメロディー」の審査員の一人で、きれいな憧れの大人の女性という印象が一番強い。ただ、残念ながら、この本の中で同番組についての話は一切出てこない。

 それにしても、この本を読んで、改めて、女性は強いなぁと思った。男には真似できない強さだ。

 そして、各章の扉に添えられる写真が、どれも惚れ惚れするような美人ぶり。しかも才能に溢れ、それに負けない努力もしている。こういう人がいたら、周りの男は誰も放っておけないよね。

 改めて憧れの女性だなとしみじみ思った次第。  

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January 13, 2013

プログラムとミックスの練習:Crossing The Ocean

 昨年の大晦日に一気に打ち込んで完成したのにも関わらず、その後のミックスで悩んで、しばらく放ったらかしにしていた作品。ようやく、それなりには聞けるところまでこぎ着けたので、公開することに。

 ※ その後自分で聴き直して不満もあるため音源は公開停止

 主メロの音源は、打ち込みの時点では、Logic付属のソプラノサックスを使ったのだけれど、どうもシックリこなくて、その後はメロディカやLogic付属のオーケストラ用トランペットを試してみたり。いずれもなんだか違う感じで一旦保留…。

 ただ、トランペットで鳴らすと、曲中の高音になるところが気持ち良かったので、なんとかならないかなと色々やってみて、試しにNative Instrumentsの無料サンプラーソフト「KONTAKT 5 PLAYER」の無料お試し音源「KONTAKT FACTORY SELECTION」のミュートしたトランペットの音を使ってみたら、割とオケの中での存在感がありつつ、馴染むような感じもあったので、音色に合わせて打ち込みデータの方を再度細かく修正。

 KONTAKT FACTORY SELECTIONに入っているサンプル音源は、さすがに本来は売り物(のはずだよね?)だけあって、かなり良い感じ。前に作った「ひみつ」のウッドベースも実はこのKONTAKT FACTORY SELECTIONを使っている。

 で、以前までだったら、一度ミックスが完成したら即公開してきたのだけれど、毎回公開する度に、後でやはり違ったと感じることが多々あったので、今回は一度出来たらまずは一晩寝かせて聴き直して不満点がないかをチェックするようにした。そうしたら、なかなか自分でOKが出せなくなってしまい、ほぼ1週間、毎日手直しをする羽目に。

 と言う訳で、今回のミックスはこれまでよりも、手間暇かけた分、自分的には良い出来になったと思う。SoundCloudのデータはWAV形式でダウンロード可能にしてあるので、そちらで聞いてもらえれば、それなりの音質で聞けるかと。ストリーミングの圧縮音源に比べて高音の伸びや低音の質感は良いはず。まぁ、プロの人達の仕事と比べられたら、それはもうお話にならない低レベルの話ではありますが……。

 雰囲気としては、オルタナ色が薄れてフュージョンバンドの出来損ないになった頃のA Certain Ratio的な辺りということで(笑)。  
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January 05, 2013

プログラムとミックスの練習:whiteout

 年末年始でしばらく家を離れていた間、MacBook Proだけという環境で曲を作ってみた。打ち込みは全部MacBook Proのキーボード、モニターは適当なイヤホン。

 で、いざ家に帰ってきてミックスしようと外付けスピーカーにつないでみたら、なんだか全然印象が違ってしまって、ちょっと戸惑ったり(笑)。

  ※ その後自分で聴き直して不満もあるため音源は公開停止

 低音パートが鳴りっぱなしの構成なので、それをどうまとめるかが課題だったけれど、どうも今ひとつ上手な答えが見つからずで何度もミックスし直した挙げ句、いまだ正解に辿り着けずという感じになってしまった…。

 ミックスのイメージはディープなパウダーのダウンヒルを攻める感じで。

 今後、気が向いたらボカロの上物が乗ったミックスも作ってみる予定なれど、はてさて、どうなることやら。

 ついでながら、明けましておめでとうございます。2013年も良い年となりますように。  
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