July 24, 2011

Mac OS X LionはSnow Leopardと音が違う

 試しに外付けHDDにMac OS X Lionをインストールして、いくつかのアプリの動作確認などをやってみた。

 気になる音関係では、ローランドが割と早めにドライバの対応をしてくれたので、これもLion環境で問題がないプレイヤーソフト「Audirvana」と組み合わせて、色々と試聴してみた。

 で、驚いたことに、同じ音源をOS以外は全て同じ環境で再生しても、LionとSnow Leopardは明らかに音が違う。何度も聴き直したので気のせいという訳ではないようだ。

 海外のレポートでも「First Sonic Impressions of OSX Lion」という記事で、やはり音が違うという報告が上がっている。

Snow Leopard seemed darker, slower in transients, and less dynamic than Lion. Lion had a bigger soundstage that was wider and deeper with better detail.

 ほぼ自分も同じような感想で、Lionの方が音の強弱を細かく聴き取れる。だから、歌や演奏のメリハリがよりダイナミックに再現されて、音楽としての深みも増すし、聴いていて気持ち良い。

 ただ、高音がストレスなく出てくる一方で、うちのオーディオインタフェースは低音再生が苦手なので、そうすると全体的なバランスがハイ寄りになって厳しい。ちょっと長時間大きな音で聴き続けると耳が痛くなる。もう少し低音が欲しいものだけれど、今のシステムだと限界かもしれない…。

 ま、Lionそのものに関しては、ちょっと未完成な感じだし、色々とソフトが対応できていないので、しばらくは様子見。たまに外付けHDDから立ち上げて遊ぶだけで、メインの作業環境の方はまだ当分はSnow Leopardを使っていく予定。  

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July 12, 2011

有川浩「シアター! 2」を読んだ

 前作を読んだときは「ラブコメ濃度」が低いと文句を言ってた訳だけど…。

4048702807シアター! 2 (メディアワークス文庫)
有川 浩
アスキーメディアワークス 2011-01-25

「2年間で、劇団の収益から300万を返せ。できない場合は劇団を潰せ」―鉄血宰相・春川司が出した厳しい条件に向け、新メンバーで走り出した『シアターフラッグ』。社会的には駄目な人間の集まりだが、協力することで辛うじて乗り切る日々が続いていた。しかし、借金返済のため団結しかけていたメンバーにまさかの亀裂が!それぞれの悩みを発端として数々の問題が勃発。旧メンバーとの確執も加わり、新たな危機に直面する。そんな中、主宰・春川巧にも問題が…。どうなる『シアターフラッグ』!?書き下ろし。(書籍紹介文より)


 今回は、小劇場の世界を描くことから一転、いつもの有川浩節炸裂のラブコメ路線。なかなか甘酸っぱい感じでよろしいのでは(笑)。

 こうなると、次作はさらに甘〜い感じになるのだろうか? 今からwktkせざるをえないぜよ。  
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