June 30, 2006

今年のツールはメチャメチャ

 某SNSのコミュニティーで知ったのだけど、今年のツール・ド・フランスはドーピング問題が発覚して、スタート前日に優勝候補のスター選手複数が出場取り消しになるという大混乱。なんかスゴイな…。  

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どうでもいい話:YouTube(BlogPet)

きのうはここまで発言するはずだったみたい。


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「わんこ」が書きました。
  
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June 29, 2006

何でもおわびするのはいかがなものか

 とあるニュース記事を読んで、なんだかすごい違和感を感じた:

本学の学生が逮捕されたことを知り、信じられない気持ちでいっぱいです。学生を教育する立場である大学としては、大変申し訳なく、深くおわびします

 大学は、在学生の学外における私的な活動まで監督し責任を負う義務はないはずだ。逆にこういうことで、安易におわびの発言をするのは、とても不謹慎だと思う。

 まぁ、そんな風に考えるオレの方が不謹慎だというのが、今の世論なのかもしれないけれど…。  
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どうでもいい話:YouTube

 梅田望夫氏がブログ「My Life Between Silicon Valley and Japan」で「YouTubeについて(1)」というエントリーを書かれていた。これを読んで面白かったのは以下の部分:

つい最近、大手電機メーカーの企画担当の友人(僕と同世代)と飲んでいたら、「YouTubeを知らない」と言うから、「そりゃあ何が何でもまずいんじゃないの」と言った。翌日、彼からメールが来た。「帰宅して、妻は既にYouTube中毒になっていて、小学生の息子までが頻繁にYouTubeで映像を見ていることを知り、愕然とした」とのこと。

 これに似たような話は、自分の周りでも結構あった。一番面白いというかビックリしたのは、音楽業界や放送業界の人でYouTubeの存在を知らない人が結構たくさんいたこと。さすがに、メジャーな報道メディアで取り上げられるようになったここ最近は、知らない人もほとんどいなくなったようだけど、2カ月ぐらい前なら、「YouTube、法的にはちょっとヤバイけど、やっぱりオモロイよね」と話をふっても、「何それ?」という感じだった。

 YouTubeに関しては、期せずして、「著作権分科会 私的録音録画小委員会(第3回)」で面白い発言があったらしい。zfylさんの6月28日付けエントリーから引用:

YouTubeのような違法サイトもある。

 後に「YouTube自体は合法だがコンテンツが違法」と訂正されたそうだけど、やはり今の日本のエスタブリッシュメントにおける社会常識から考えれば、あれは海賊サイトという認識しかできないだろうと思う。ああいう手法を逆手にとって、プロモーションに使ったりビジネスチャンスを増やそうと考えられるだけの柔軟な発想があれば、「通信と放送の融合」みたいな奇妙なお題目が、果てしない堂々巡りになる今のような硬直した状況はあり得ない訳だしねぇ…。  
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June 28, 2006

アクセルいよいよ復活か?

 朝日新聞で「ガンズ&ローゼズのボーカル逮捕、ホテル警備員に暴行」なんて記事が:

滞在先のホテルで警備員に暴行し、警察官を脅した上、ホテルの内装を破損した疑い。警察スポークスマンによると、逮捕時はかなり酒に酔っており、事情聴取もできない状態だった

 まさにロケンロール人生の王道逝ってます。

 最近は、普通の人っぽい写真とかが出回ったりして、もうダメかと心配してたのだけど、それは杞憂だったみたいだ(笑)。  
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June 25, 2006

やっぱり日本の音楽ファンってのは本当に音楽が好きな訳じゃないのかもね

 某J-POPなライブを見てきたんだけど、かなりガッカリした。何にガッカリしたのかと言うと、ファンの姿勢にガッカリした。

 その日のライブは、新曲発表がメインなので、その場にいたほとんどの人にとって知らない曲ばかりだった訳だけど、演奏自体はかなりシッカリしていて、構成もバラエティーに富んでいて、個人的にはかなり楽しかった。

 でも、ファンの多くは、一度も聞いたことがない知らない曲だという理由から、どんなに演奏が良くても悪くても、そして曲が良くても悪くても、その場で聴いて自分で好きだとか嫌いだとか、楽しいとかつまらないとかを判断できないらしい。オールスタンディングな会場は、ほとんどの人が身体をリズムに合わせて動かすこともせず、ただひたする立っているだけ(まぁ、ちょっとは動いているのだろうけど…)。そういう光景は見ていてかなり怖かった。

 で、アンコールの最後の最後に、昔の曲を1曲だけやったら、その日一番の大きな反響があった。なんかね、あまりに情けなくて泣けた。アーティストが必死で取り組んでいる新しい試みに対して、つまらないならブーイング、良ければ歓声や拍手で応えるのが、正しいファンのあり方だと思うんだけど、そういうのがほとんど無い。きっと、どこかの音楽評論家と呼ばれるような偉い人が、「良い」とか「悪い」とかのレッテルを貼ってくれないうちは、自分達で判断できないのだろうね。

 で、結局は、そういう権威が認めた「ブランド」になっている音楽を聞いている自分が好きなんだろうな。音楽そのものを好きか嫌いかみたいな、そういう本質的なことは関係なし。だいたい、音楽なんか無くても別に生活に困らないし(笑)。

 ま、昔からそういう傾向は連綿と続いている訳だけど、今回は改めてなんだかすごく失望した。でも、こんな風にガッカリしたりしているのはオレみたいな偏屈な年寄りだけ。お洒落で今風な若者は気にせずクールにやれば良いのだと思う…。  
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June 23, 2006

ヤフオクの存亡にかかわるぐらいにスゴイ金額

 「被害総額は5億8千万円 北九州市のヤフオク詐欺」って、尋常じゃない金額だな。しかも金の行き先には暴力団も含まれている。これはマジで、もうダメかもしれんね…。  
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なぜ海で一人たたずみスクラッチ?(笑)

 Music Thingの6月22日付けエントリー「Scratching on the beach!」で紹介されているYouTube動画は、かなり変(笑)。

 言葉で説明するのは非常に難しくて、動画を見てもらうしかないのだけど、どうせなら、この奇妙な楽器(?)「Scratchophone」のオフィシャルサイト「Scratchphonic」へジャンプして、各種画像をまとめて見た方が話は早い。飛ばないアームはかなり工夫してるみたい。

 それにしても、世の中、色々な人がいて色々なことをやっているのだなと思う。  
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June 22, 2006

どうでもいい話:任天堂の次期ゲームマシンが名前を変えるかもしれないという噂

 Gizmodo経由、Games for Wiiの記事「Another name change for the Wii?!」によると、任天堂の次期ゲームマシンは名前が変わる可能性があるらしい。

 その理由は、「Wii」の発音が英語で幼児語の「オシッコ」と同じだから。なんでも、任天堂にはすでに20万通の苦情メールが届いているらしい。

 この話がガセネタでない可能性は十分あるかも(笑)。  
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June 21, 2006

個人で焼いたCD・DVDの寿命は平均2年?

 Gizmodoの6月21日付け記事「CD-ROMs Last Two Years」はかなりショッキングな内容。

 IBMのエンジニア、Kurt Gerecke氏によると、個人で焼いたデータCD-ROMの平均的な寿命は2年らしい。非常に条件の良い場合でも、5年保てばかなりラッキーということのようだ。

 ちなみに、Gizmodoの記事の元ネタとなったオーストラリアの新聞「The Age」の6月15日付け記事「Burning for the long haul」によると、DVDメディアに関しても寿命は同じようなものらしい。

 なお、これらは全て、家庭などでドライブを使って焼いた場合の話であり、工場でプリント製造されるCD・DVD製品とは条件が異なるので要注意。

 まぁ、この話を信じるかどうかは個人の裁量次第だけれど、もし本当だとすれば、データの長期保管用メディアとしてCDやDVDは全然役に立たないという話だな…。  
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この頃のマイケルはなんて健康的で魅力的なシンガーなんだろう

 「SONY BMG、無料のミュージックビデオサイトを立ち上げ」ということで、早速のぞいてみた。

 で、マイケル・ジャクソンの「Don't Stop 'Til You Get Enough」がイイ!

 何が良いかって、マイケル・ジャクソンの顔が生き生きしているのだ。この頃のマイケルはすごく健康的で魅力に満ちている。

 あくまでも個人的な評価だけど、純粋に音楽的なアーティストとしてのマイケル・ジャクソンのピークは、この曲が収録されたアルバム「Off The Wall」だったと思う。ま、エンターテイナーとしては次の「Thriller」がピークなんだろうけど。

 で、そのピーク作品2枚をセットにしたこのアルバムは超お買い得だな:
B0002XOYOSOff the Wall / Thriller
Michael Jackson
Sony 2004/11/22

by G-Tools
  
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これはヒドイ:まだまだ日本はパクリ天国

 「鳥肌音楽」さんの6月20日付けエントリー「何処かで見たような」で紹介されている某アニメDVDのパッケージデザインがとんでもない。まさに「盗作」状態。

 ちなみに元ネタはこちら:
B00005GL8Mジョージ・ハリスン帝国
ジョージ・ハリスン

 う〜む、カウボーイビバップって全く見たことないのだけど、もしかして、ジョージ・ハリスンの音楽に対して何かオマージュを捧げるようなそういうちゃんとした裏があったりするのかな?

 まぁ、昔からこういうのは日本のお家芸だったりするのだけど、「コンテンツ立国」とかを本気で目指すのであれば、いいかげんに辞めないとね…。  
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どうでもいい話:テレ朝は優秀な通訳を雇っているらしい

 ビデオジャーナリスト神保哲生氏がブログで「ひどすぎる。日本のテレビ局の要望で試合時間が変更だって?!」というエントリーを書かれている。

 これを読んで感心したのは、テレビ朝日の雇っている通訳がメチャクチャ優秀だということ。とっさに、テレビ局の立場をわきまえて臨機応変な行動をとるなんてのは、なかなか出来ることじゃないと思う。立派だ、まさに通訳の鑑。

 そんな訳で、これからも日本の報道メディアは、自分たちの立場を貫くという姿勢を崩さずに頑張ってもらいたいものだと思う。とくにテレ朝はガンガレ!

 あ〜、上に書いた話の「一部」は与太なので、マジで受け取らないでください(笑)。  
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June 20, 2006

どうでもいい話:ロハスって何だっけ?

 日本で「ロハス」がガチガチに商標登録されているのは知っていたけど、それがこんなことにになっていたとは(笑):

広告会社の電通もロハスに目をつけた。「ロハスはバブル後最大の広告キーワードになると考えた」。並木義巳部長は、ロハスは一般名詞であり、宣伝文句に使うだけなら、商標権侵害にはならないと考えた。
 05年11月、両陣営の思惑は衝突した。「ロハスの種、入っています シャープの家電」というポスターを横浜市内のヨドバシカメラで掲示。ところが、ポスターが使われたのは、この店だけだった。三井・トド側が非公式に不快感を示したのが影響した。
 この一件が広告業界に与えた影響は大きかった。大手企業の多くは、広告に「ロハス」を使うのを敬遠するようになった。
 三井・トド側も「結果的に世間や企業から反感を買ってしまった」と反省しきり。両社は5月、商標使用料をとることをあきらめ、他社が使っても抗議しないと決めた。

 なんというか、強欲な人達が集まって、強欲なことをやっているなという感じ。もはや「ロハス」という言葉が付くと、それだけでインチキっぽいニュアンス全開かも…。  
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June 19, 2006

これはスゴイ:トミー ボイスレコーダー(1972)

 Music Thing経由、miniorgan.comで紹介されている「TOMY, VOICE CORDER (1972)」は、ちょっとした感動モノ。

 オヤジのオレでもこのオモチャは知らなかった。当時、一体いくらしたのだろう? 今、普通に買えるなら、ちょっと欲しいかも。  
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ちょっと不調

 なんだか心身共に不調。やるべきこともやれてない。ま、こういう時もあるだろうけど、7月頭に参加予定のMTBレースが不安。

 ちなみに、ワールドカップと自分の不調は一切関係なし。タイミング的にはそのせいにした方が、世間的に許してもらえそうだけど(笑)。  
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June 16, 2006

全てが巨悪のせいじゃないけれど…

 今この瞬間にネット検索でJASRACとかをキーワードにして個人ブログのエントリーを漁ると、脊髄反射的に「JASRAC死すべし」みたいなのが溢れていて、あまりに短絡的で呆れるしかないんだけど、まぁ、やっぱりツッコミやすいだけの問題もある訳だ。

 IT業界の論客として個人的にかなり信頼しているお二人が、ほぼ同時期に、同じ問題点を取り上げているのが興味深い:

本田雅一氏「音楽著作権“利権者”たちの変わらぬ想い
小寺信良氏「インタビューこぼれ話

 いずれも、JASRACの楽曲使用料分配方法にまつわる問題点を指摘した文章だ。

 20年前とかならいざ知らず、今、この時代に、楽曲単位での詳細な使用料分配システムの構築など、あれほど立派なビルを建てられるような裕福な組織であれば、比較的簡単に実現できるはずだ。何も自前で作らずとも、信頼できるシステムベンダにアウトソーシングすれば良いのだから。それをやらないというのは、もはや確信犯でしかないと言われてもしょうがない。

 非常に残念なのは、当たり前なんだけど、組織の中にも真っ当な人はいる訳で、こういう問題は十分に理解しているのだけど、組織全体の考え方が変わらなければ一生変わらないのだ。で、こういうのは、別にJASRACだけじゃなくて、他の組織や企業も同じ。

 ま、オレもJASRACの理事ならば、自分が引退するまでは絶対に今の分配方法を変えるつもりはないだろうなぁ(笑)。  
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June 15, 2006

Appleもグローバリズムであるという話(BlogPet)

きのうわんこが、wmsが原文も警備するはずだった。


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「わんこ」が書きました。
  
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Appleもグローバリズムであるという話

 Mac Rumorsの6月14日付け記事「Apple Factory Conditions」を読んで思ったのは、日本のユーザーはこういう話をあまり気にしないけれど、欧米でのiPodの売り上げはもしかすると落ちるかもねぇということ。

 面倒なので、気になる人は辞書でも引きながら原文を読んで欲しいのだけど、意図するとせざるとに関わらず、Appleも「グローバリズム」の一端を担っていることは間違いない事実だということ。で、それをどういう風に正当化してみたところで、搾取される側は必ず存在するのだ。

 オレだって、誰かを搾取して、誰かに搾取されている訳だし。あとは程度問題ということなのだろう…。

 それにしても、軍隊式の教練があるってのはちょっと謎だな。警備員だけの話か?  
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放送と通信が融合できない理由の一つはBML?

 古川享氏が書かれた6月15日付けのブログエントリー「放送・通信の在り方に関する、私見その8」は、氏が熱くなりすぎていて、ちょっと訳がわかりにくい文章になっていると思うけれど、「丸C」の話が終わってからの後半部分は、非常に重要な問題点が提起されているので必読。

 まず、この話を理解するにあたっては、「BML」という用語が何を意味するかを知っておく必要がある。BMLとは、コチラなどを参照するに、データ放送用のページ記述言語だ。

 で、古川氏が指摘している問題点は、このBMLが日本独自のプロプライエタリな言語であり、インターネットで使用される言語との互換性が低いのみならず、日本以外の海外放送データとも互換性が無いということ。以下のたとえ話は、まさに笑えない笑い話:

それは、通信の世界で「インターネットが標準になるのが明らかになっているのに、日本だけはキャプテン方式の通信データ端末を日本の標準にして世界に広めていこう」とか...「世界の共通言語でエスペラント語というのがあるから、それを日本の公用語にしよう」「日本語をローマ字表記にすれば世界に席巻できる国際語として認知されるはずだ!」と宣言するぐらい、無謀で奇異なアプローチでありました。

 オレは、てっきりBMLは国際的な標準に準拠した規格として開発されているのだろうと思っていたので、今回の同氏による話は聞いてビックリという感じ。

 まぁ、放送に関しては、国を筆頭に、まずは既得権益者の利権を守るのが第一義のようだから、これでいいのかもしれないけれど(そんな訳ないはず…)、この分だと、「放送と通信の融合」(この言葉自体なんかカッコワルイのだけど…)なんてことを実現するためには、解決しなければならない問題が山積みだってことだけは確かだなぁ。

 それにしても、「パレンタル・フラグ」という用語は、あまりにもお粗末な話(笑)  
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June 14, 2006

それっぽっちのはした金で文句を言われてもという話

 「日銀総裁1000万円拠出 村上ファンド立ち上げ時 参院委で野党追及」というニュースがあった訳だけど、福井くんにとってみれば、それっぽっちの端金でガタガタうるさいという感じなんだろうね。「そんなに巨額の利益があがっているわけではない」というコメントもナイス(笑)。

 一番の問題は、「数カ月前に解約を申し入れて受理されており6月末に精算される予定」という事実だろう。日銀総裁という立場を利用して、村上ファンドに何らかの「事件」が近々起きるという情報を入手していたのだとすれば、誰かのやったことと同じことになるから。ま、どちらにしても、この手の話は「藪の中」で終わりになるのだろうけど…。  
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June 13, 2006

どこにも答えのない話

 ITmedialの6月12日付けコラム記事「『補償金もDRMも必要ない』――音楽家 平沢進氏の提言」に対して、「Waste of Pops 80s-90s」さんが6月12日付けでリスナーとしての立場から感想を書かれている。

 個人的に思うことは、作詞・作曲家の立場を想像するに、人それぞれだから、平沢氏みたいな方法を望む場合もあれば、現状のままでいいや(つまり権利管理団体などにお任せ)という人もいて当然だろうということ。どちらが正解とかは無い。

 他のことで例えれば、旅行するときに、計画は全て自分で立て、宿には泊まらずテントに寝て食事も自炊でまかなう人がいる一方で、全て旅行会社お任せのパック旅行しか行かない人もいるということ。

 旅行の場合は、個人の好きずきで自由にそのやり方を選べるけれど、作詞・作曲家が自分の著作権を行使しようとする場合、今の日本ではあまり自由度が無いという話なんだろうな。

 そして、Waste of Pops 80s-90sさんの言葉によるところの「JASRACや出版社の中間搾取的な金絡みの無茶さ」という問題自体は、本質的な「著作権」の問題とは全く別の話。ただ、残念なことに、現状のシステムで音楽著作権を考えるときには、ペアで必ず付いてくる。

 利権に関しては、別に著作権絡みの話だけじゃなくて、世の中、不条理な話は掃いて捨てるほどある。人間というのは、悲しいほどに強欲な生き物なんだなと思う。自分だって利権で楽できるなら、やっぱり楽したいだろうし…。

 PS. これを書いたあとで発見したのだけど、mF247を主宰する丸山氏の「丸山茂雄の音楽予報」の6月12日付けエントリー「クリエーター大国 その6」で、「日本は、JASRACがあるという話がありましたが、果たしてJASRACだけでいいのかどうかという問題もあると思います」なんてのがあった。これは、同ブログでここ数日連載されている「内閣府知的財産戦略本部 コンテンツ専門調査会 デジタルコンテンツ・ワーキンググループ(第2回)議事録」からの抜粋。ま、普通に考えれば、誰もがそこに問題のあることは判っている。で、問題ってのは積んで置いておくものだったりするからな(笑)。  
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June 12, 2006

世の中には色々な楽器があるという話

 Music Thingの6月11日付けエントリー「"My tabla machine has gone completely nuts"」で知ったのだけど、世の中にはタブラを専門にシミュレートするリズム・マシーンがあるらしい。すごいな。

 で、Music Thingの方の話は、そのタブラ・マシーンが壊れて変な動作をしてるビデオが紹介されてるのだけど、これがイイ味だしてる。要チェック(笑)。

 あと、今週末のMusic Thingは充実していて、「The Music Thing Office」では、筆者自身のプライベートスタジオがFlickrを使って披露されていたり、「Fantastic track made from cut-up instructional videos」では、3本の楽器教則ビデオを合体させたマッシュアップが紹介されたりしている。教則ビデオのやつは、良く出来ているので必見(クレジットが2001とあるからネタとしては古いみたいだけど)。ドラムの人がちょっとだけミスター・スポックっぽいかも…。  
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June 11, 2006

どうでもいい話

 「ガンズのアクセル、F1の英GPに登場」って、開会式で歌でも披露しのかと思ったら、単にレース会場にやって来ただけらしい。

 それにしても、おばさんに肩を叩かれて笑顔の写真ってのは、アクセルも普通の人になったということか…。  
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朝起きたら雨だった

 今日いっぱいぐらいまでは天気がもつものと思って高をくくっていたら、やっぱり雨。まぁ、梅雨入りしたので、そんなものか。なにげに気分は鬱だなぁ。  
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June 10, 2006

アメリカでフェアユースという概念が無くなるかもしれないという話

 CET News.comの6月8日付け記事「House panel OKs digital licensing bill」は衝撃的な話。

 日本語抄訳はコチラにあるが、非常に重要な後半部分を省略しているため、何が問題なのかがほとんど判らない状態…。

 原文を読んで判ることは、同法案により、今後アメリカでも日本における私的録音・録画保証金のような利用料が発生する可能性があり、事実上フェアユースという概念が無くなるかもしれないということ。

 また、驚くべきことに、非商用利用でも、著作権コンテンツをタイムシフト・メディアシフトする際には、権利者の許諾を必要とするようになるかもしれないらしい。

 さらに、ネット配信等で利用されている技術的な問題として、キャッシュやバッファ等へ著作権コンテンツが一時的にコピーされる状態(原文では「"incidental" copy」という言葉が使われている)も、法的になんらかの許諾を要することになる可能性があるようだ。

 いずれにしても、上記のような話は全て法案でしかなく、可決すると決まった訳ではないけれど、今後の動向には注目したいところ。  
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June 08, 2006

ドコモが中途半端なことしてる

 ITmediaの6月8日付け記事「ドコモが秋に導入する『BlackBerry』って何?」を読んで思ったのは、どうしてこんな中途半端な商売をやるのだろうということ。

 ドコモに問い合わせたところ、企業で導入するパターンしか当初は考えていないようだ。単体では発売せず、BlackBerry Enterprise Serverと端末をセットで導入する形になる。

 また、端末の日本語化は行わない方針だ。日本語のメールを文字化けせずに送受信できるようには手を入れるが、日本語入力システムは入れず、端末内のソフトも英語版のままで、ローカライズは行わないという。

 まぁ、下手にローカライズすると海外で使えなくなるという理由もあるのだろうけど、うがった見方をすれば、ちゃんと日本で使えるようにすると、今まで頑張って普及させてきたiモードのビジネス市場が食われちゃうということなのかも。

 それとも、他のキャリアがBlackBerryサービスを本格的に国内展開しちゃうと困るので、ドコモ傘下で「生かさず殺さず」にしておこうという話なのか?(笑)。  
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赤ワインを飲むと難聴を防げるかもしれないという話

 Music Thing経由、Scotsman.comの6月11日付け記事「Drinking red wine may help prevent deafness」によると、赤ワインや緑茶、アスピリンに含まれる成分が、もしかすると騒音を原因とした老化による難聴を防止できるかもしれないらしい。

 詳しい解説は訳すのが面倒なので端折るけど(笑)、デカイ音に触れる機会が多いロックやテクノやヒップホップやハウスな輩は、とりあえず赤ワインを飲んどけということか?  
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YouTubeはいろいろ大変

 ITmediaの6月7日付け記事「『スプー』削除の舞台裏 『YouTube』にテレビ局苦慮」を読んで気になったので、試しに「NHK」をキーワードにしてYouTubeを検索してみたら、なんと検索結果数が合計で898件もあった(6月7日22:45現在)。

 これにはちょっとビックリ。いろいろ大変な世の中になったものだと思う。

 世界で一番YouTubeにアクセスしているのが日本人という事実と、日本のテレビ局等からのクレームの増加を考えれば、今後YouTubeが日本からのアクセスを禁止するなんて事態が起きても不思議じゃないかも…。

 それにしても、YouTubeにおいて、なぜこれほどに日本人の利用状況が度はずれたものになっているのだろうか? その辺りを何の根拠も無く勝手に憶測するに、あのサービスが海外のもので、しかもインタフェースが英語だったりするからなんじゃないかと思う。

 つまり、「著作権的に違法なコンテンツはアップしないでね」みたいな注意書きがあっても、そんなものはまず読まないし、日本語じゃないことによる生活感の欠如、つまり「リアリティ」が無いから、著作権を侵害するようなビデオをアップロードしても罪の意識がほとんど生じないという流れになるのだろうと想像できる。

 厳密にはちょっと違うけど「旅の恥はかき捨て」みたいな心理というか。ま、そこまで無理に分析するまでもなく、ほとんどの人は何も考えてないだろうし(笑)。

 どうせアップするのなら、他人の作品じゃなくて、自分のオリジナル作品をアップすればカッコイイと思うのだけど、ま、そういう発想は、テレビ番組をコピーしてアップしてるような人間には端から無いから、言っても無駄だろうし、そういうダメなビデオを検索して見て喜んでいるオレみたいな馬鹿者もたくさんいる訳で…。

 インターネットのおかげで国境を越えて自由に情報の発信と収集が可能になったのは良いけど、結局、法律は世界共通じゃない。今後、YouTube問題みたいに著作権にまつわる状況がどんどんアナーキーな様相を呈していけば、IP鎖国を強行に実施する国が出てくる可能性は十分ある。現に、中国は政治的な理由からインターネットを検閲しており、事実上鎖国していると言えなくもない。

 一方で、商売上手なアメリカ企業は、もうYouTubeを抑えることができないのなら、それを逆手に利用しようみたいな動きがあって、「メディア・パブ」さんの6月7日付けエントリー「YouTubeに猛抗議していたNBC,こぶしを下ろし握手を」はその典型みたいな話。ま、国が違えば、やり方も違うということだけど、日本の場合は鎖国の方が社会的にコンセンサスをとりやすそうなのが怖いかも。  
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June 07, 2006

訃報:ビリー・プレストン

 ビルボードの6月6日付け記事「Beatles, Stones Sideman Preston Dead At 59」によると、昨年の11月から昏睡状態だったとのこと。ご冥福をお祈りします。  
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