February 28, 2006

明日の今頃には…

 また色々とAppleが世間を騒がせているはずなんだけど、たとえiTMSでフルサイズの映画が売られるようになったとしても、今のiTMS-Jじゃおそらく同じ内容のラインアップになることはありえないから、全くもって意味ねーなーと思ったりして…。

 Appleの製品がコンテンツ・オリエンテッドになればなるほど、日本でApple製品を利用するメリットはどんどん減少していってるような気がする。ガジェットとしていくら物欲を刺激してくれたとしても、実際にその機能を他の国と同じように使えなければ、高い金出して買う意味がない。

 今の日本の映像コンテンツプロバイダ状況を考えると、Windows陣営に鞍替えする方が、いろいろと可能性はありそうかも。そういう意味でもOrigamiはちょっと気になる。最終的には、ハードウェアとしての優劣よりも、提供されるソフトウェアの絶対的な量で勝負が決まりそうだから。β対VHSの時みたいに。

 ただ、今のところ、世界レベルで音楽配信の実情を考えると、AppleのiTMSがVHS側に当てはまるのが謎(笑)。  

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February 27, 2006

スーパークールなビデオ

 Video iPodのフェイク写真がネットでちょっとした話題になっていたけれど、その写真をいかにして作ったか説明するビデオがあって、こいつが滅茶苦茶クール! 「今年のネットで一番クールなコンテンツ」なんていう人気投票があれば、まず間違いなく上位に入るはず。やられたぜ。

 ついでに、MSが2月28日にOrigamiの発表をぶつけてくるという噂も出てきた。いよいよ、MS対Appleのガチンコ勝負が始まる訳で、これはなかなか見物かも。  
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GarageBandで暇つぶし

 せっかくの休日なのに雨で引きこもりの1日。なんとなくGarageBandで暇つぶし。まじめにオリジナル作品っぽいものを作ろうとしてみたけれど、もはやそういう能力は枯れ果てていることを再認識したので、単なる手癖ギターソロ大会。しかし、効果音で聴衆の歓声とかを入れると、素直に楽しいねぇ(笑)。

 その昔、こういうオールドウェイブな音楽は抹殺すべき対象でしかなかったのだけど、歳をとると人は易きに流れるものなんだなぁ…。

 で、音を聞いてみたいという奇特な方は、コチラからどうぞ。今回作ったのは「Just Anohter Rock Show」というやつ。ちなみに、ギター以外は全てGarageBandの中の人の演奏。

 PS. 昔ならこんな風にお手軽に音楽を使って暇つぶしに遊ぶなんて出来なかった訳だけど、パソコンが進化したおかげで可能になった。で、よく考えてみたら、音楽どころか映画でさえも簡単にオモチャになってしまうということがよく判るのが、町山智浩氏の日記サイト「ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記」の2月26日付エントリー「C3-POもチェイニー副大統領もブロークバック・マウンテン!」で紹介されているビデオの数々。こういうことが簡単に出来て、しかもあっと言う間に世界中に配信できてしまうのだからスゴイ。それにしても、映画のBGMってのは、雰囲気を決める上ですごく重要な役割を果たしているねぇ。あと、編集が変わってしまえば、同じ映像でも、その意味が全く違ってしまうという、ある意味恐ろしい事実を教えてくれる好例集なのかも。  
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February 26, 2006

訃報:脚本家・佐々木守

 ガキの頃テレビっ子だったオレは、この人の作品をものすごい量見ているはず。ここのリストだけじゃ、おそらく全てを網羅できていないに違いない。本当にお世話になりました。ご冥福をお祈りします。  
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どうでもいい話――フィギュアスケート・エキシビション@トリノオリンピック

 Johnny Weirが滑り終わった後、カメラに向かって挨拶しているのを見てたら、なんと、首からぶらさげているアクセサリーは南京錠と鍵をモチーフにしたものだった。もしかするとフランク・シナトラじゃなくて、本当はシド・ヴィシャスの「My Way」で滑りたかったのかもしれない(笑)。

B000025IQAThe Great Rock 'n' Roll Swindle
The Sex Pistols

by G-Tools
  
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February 25, 2006

こういうバカは今後も増え続ける訳で…

 「『携帯命』の不届き乗客、JAL機の出発1時間遅らす」とは、モロに某巨大掲示板のネタに最適なニュース(笑)。

 この「30歳代の男性」にしてみれば、電車やバスの中で携帯電話をいじっているのを注意されたのと同じ感覚だったろうし、無視すればそれで済むと気軽に考えていたのだろうね。実際、東京都内では、電車の中で携帯電話の使用を注意する方がバカで勘違い野郎と見なされても仕方がないような状況だから。

 それに、「給湯室まで乗務員を追ってきて胸ぐらをつかみ、『もう出てくるな。顔も見たくない』と言ってつばを吐きかけた」という行動パターンも、実は今時の安っぽいテレビドラマが教えてくれる処世術の一つであって、もしかすると新手のナンパぐらいの気持ちだったのかもしれない。

 マジで大バカ者だと思うけど、今後はこういう考え方の方がマジョリティーな世の中になる可能性も100%は否定できないのが怖いよなぁ…。  
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どうでもいい話――女子フィギュアスケート@トリノオリンピック(BlogPet)

ほんとうは、wmsは
この他にも、Finderの洋楽が遅くなるとか、10.4.5は色々と問題があるようだから、すぐにまたバージョンアップするのかもねぇ…。
って言ってたけど…

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「わんこ」が書きました。
  
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スケベなコンテンツを検索するならケータイが一番?

 Gizmodoの2月24日付け記事「People Enjoy Porn More on their Phones, Sez Google」によると、携帯電話からGoogleを利用するユーザーの20%が、アダルトコンテンツを検索しているらしい。

 ちなみに、他のプラットフォームでアダルトコンテンツを検索している割合は、PCユーザーが8.5%、PDAユーザーが5%とある。

 この結果から判ることは、ケータイが圧倒的にエロイということ(笑)。

 そう言えば、どこかの鉄道の車掌だか運転手が、乗車勤務中にケータイでエロ画像を見ていて処分されたなんていうニュースもあったような…。  
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February 24, 2006

どうでもいい話――女子フィギュアスケート@トリノオリンピック

 ご祝儀で今日は株価が上がるのかもね。

 それにしても、アナウンサーが興奮して舞い上がり、訳のわからない精神論を延々と語り続けるのには閉口した。そんなことはどうでもいいから、静かにリプレイを見せて欲しかった…。

 で、今日一番ガッカリしたのは広告業界の人々かもしれない(笑)。

 PS. ご祝儀相場なんて無責任なことを言ってたら、大はずれになってしまった…。

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滅び行く音楽ジャンル「洋楽」

 CDJournal.comのニュースページを毎日チェックしていると、ここ最近は「日本盤の発売が中止」や「日本盤の発売が延期」という発表がやたらに目に付く。

 これはつまり、洋楽が売れないという事実を反映した現象だろう。もはや、日本盤でまともに売れる洋楽カタログは、30〜40代を狙った紙ジャケによる旧譜再発ものぐらいじゃないのだろうか?

 これまで国内のレコード会社が洋楽カタログをわざわざ日本盤にして出してきた理由が、実は単なる経済的なメリットに負う部分が大きかった(邦楽と違って原盤制作費が事実上ゼロなので、一桁少ない売り上げ枚数でも十分ペイした)ことを考えれば、それでもリリース予定をキャンセルせざるを得ないというのは、洋楽市場がかなり危機的な状況にあるということだ。

 もっとも、間違った訳詞とつまらない解説、そして「ボーナストラック」という名の没テイクをわざわざ手に入れるためだけに、割高な日本盤を買うというのは、なかなか今の時代にはマッチしない不合理な行為だから、そういう経済活動が淘汰されるのは仕方ないことのなのかもしれない。

 今後気になるのは、果たして洋楽カタログの日本盤が市場から完全に姿を消してしまうのかどうかということ。日本盤が無くなれば、レコード会社による宣伝活動も無くなるから、メディアが洋楽を取り上げる機会もさらに減少するだろう。そうなれば、洋楽はますますマイナーな存在になるという悪循環が待っているはず…。  
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February 23, 2006

日本はもう駄目かもしれんね…

 電気用品安全法もぶっ飛びだけど、自衛隊から国防機密(暗号情報らしい)がダダ漏れしている事実を知るに至っては、もう国としての体をなしてない訳で、ココまで来れば感動の嵐だ。いや、素晴らしい、ブラボー、スパシーボ、ファンタスティックですよ(笑)。

 そして国を守る情報といっしょに流出したのが、裏ビデオ系の動画データや映画「男たちの大和」の海賊コピーだったのが情けない…。ま、かわぐちかいじの「ジパング」もあったあたりは、さすが海上自衛隊という感じかも。(この辺の情報は某巨大掲示板経由)

 ところで、コデラ ノブログで「PSEマークを探せ」なんていうエントリーがあったので、うちのiBookのACアダプタを確かめてみたら、しっかり「PSEマーク」が付いていた。ちょっと意外だったけど、よく考えてみれば、Appleにとって日本は大きな市場の一つだろうから当然しっかり対応してきてるということなんだろう。ちなみに、アダプタ自体はタイ製の模様。  
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電子メールは確実なコミュニケーションツールじゃないという話

 MacFixItの2月22日記事「Mail originating from .Mac being rejected by hotmail」を読んで、「やっぱりなぁ」という感想を抱いた。

 何が「やっぱりなぁ」なのかと言えば、それは、電子メールというツールが、間違いなくメッセージをやりとりするための信頼に足るコミュニケーションツールという訳ではないということ。

I sent a photo to a friend who has a hot mail address. It never got to her and I did not even get a bounce back. I did try several times and even with just text. Same result. I then sent it via a Road Runner account and it went through OK.

 ここで、恐ろしいのは、相手にメールが届かないばかりではなくて、相手に届かなかったことを知らせるエラーメッセージも返信されていないということ。つまり、メールを送った方では、相手にメールが届いていると信じているのに、相手は全くそのメールを受け取れていない状況なのだ。

 実は、自分も同じような経験をした。厳密には、個人間でのメールのやりとりではないけれど、FreeMLというメーリングリスト(ML)サービスでメールが届かなくなった。

 比較的発言の多いMLだったのにもかかわらず、ある日から数日間まったく誰も発言しなくなった。最初は、たまたまそういう時期なのだろうと思ったし、自分も忙しかったので何も発言しないままだった。そうこうするうちに1週間が過ぎてもMLの配信が1本もない。おかしいなと思い、何かサービス側でトラブルでも発生しているのかとWebサイトへアクセスして状況確認したところ、驚いたことに、自分のメールサーバには1通も配信されていない期間も、活発なMLでのやりとりが行われていたことを発見したのだ。

 なぜ、このような事が起きたのか、MLサービス側や自分の利用しているISPへ問い合わせをしたところ、以下のようなことが判った:

 1)自分が利用しているISPは、スパムメール対策として、特定のIPアドレスからのメールをブロックしている。ブロック先は公開していないが、ユーザー側が希望すれば、穴を開けてくれるらしい。

 2)FreeMLは、配信エラーが何度か起きると、そのエラーが起きた送付先アドレスへの配信を自動的に停止する。なお、エラーがどのような状況で発生しているかの詳細は、ユーザーが問い合わせても一切回答してくれない。

 3)ISPのIPアドレスブロックを解除するために必要な情報を教えて欲しいと伝えても、FreeML側ではその情報を提供する意志が無い。

 結局、ISPのブロックが行われていないであろう別の無料メールアドレスを取得して、FreeMLからの配信を一旦その別アドレスへ送り、そこから転送機能を使って、ISP側のメールサーバへ配信するという、明らかにネットリソースの無駄遣いみたいなことをやって事態は解決した。なんだかすごくバカバカしい話だ。

 そして、同じようなことは、FreeML以外でも、この現在利用しているlivedoor Blogでも起きていて、コメントやトラックバックを受けた際の通知メールが、やはりISP側のスパム対策にひっかかっているようで、そのままでは受信できないでいる。

 うちのISPが提供している対策が「タコ」なのは明かだけど、まぁ、そのおかげで滅茶苦茶なスパムの嵐を受けずに済んでいるのかもしれないし、文句ばかりも言ってられない。ただ、これと同じ状況が他のISPでも起きていることは想像に難くない。つまり、本来なら届くべき正当なメールも、何らかの理由で先方には届かずにネットの藻屑となっている可能性はそれなりにあるということだ。

 メールでまめなコミュニケーションをしているつもりが、実は全然伝わっていなかったなんていう事件は、結構頻繁に起きているのかもしれない。もっとも、相手が単にメールチェックをしてなかったなんてオチもありそうだけど(笑)。  
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February 22, 2006

湯川先生が音楽評論生活45周年だそうな

 小野島大氏が大絶賛していて初めて知ったのだけど、湯川れい子氏が音楽評論生活45周年を記念して「湯川れい子のロック50年」という本を出版していたらしい。ちょっと読んでみたい。

4401619692湯川れい子のロック50年?見た!聞いた!会った!世界のスーパースター達
湯川 れい子
シンコーミュージックエンタテイメント 2005/12

by G-Tools

 で、この本とは関係なく、オレにとって湯川れい子というと、初めてその存在を知ったのは、音楽評論家としてではなくて、NHK番組「あなたのメロディー」に出てくる審査員であり、作詞家のお姉さん(おばさん?)としてだったっけ…。

 あなたのメロディーという歌番組は、今時の若者は全く知らないだろうけれど、素人が歌詞や曲を作り、それをプロの歌手がプロのオケ(楽団)をバックにして歌ってしまうという、今から考えると非常に贅沢な作りの視聴者参加番組だった。

 物心ついて初めて、「作詞・作曲」という面白い遊びを知るきっかけになった重要な体験だったし、この番組を見てなかったら、もしかすると自分で作詞・作曲してみたいなんていう大それた野望を抱くことは一生なかったのかもしれない。

 あなたのメロディーに関しては、Wikipediaでほんのちょっと説明があるのだけど、うちのBlogからだとなぜかちゃんとリンクできないので、URLを裸で記しておく:

 http://ja.wikipedia.org/wiki/あなたのメロディー

 今、同じ番組をやったてみると、かなり面白いのかも。それにしても、ここ最近のNHKは、ニュース等の報道枠まで民放の物真似みたいな軽薄なノリになっていて情けない。オリンピックのハイライト番組なんて、まともに話ができない歌手をゲストに呼んで、とんでもないことになってたし(笑)。  
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Appleの次の発表は今月末

 2月28日と言えば、もう目前。一体こんどは何を発表するのやら?

 CNET News.comの2月21日記事「Apple teases launch of mysterious, 'fun' products」によれば、招待状には「Come see some fun, new products from Apple」と書かれているそうだから、発表されるブツは、プロシューマー向けじゃなくて、コンシューマー向けの、それもパソコンではなくてガジェット製品という印象を受ける。

 以前に商標登録されたことが発覚した「iPod Hi-Fi」と「iPod Boombox」に関連する製品の発表あたりかな?

 PS. ところで、いわゆるラジカセ的な存在であろうiPod Boomboxは、おそらくパソコンには分類されない。つまり、もし電源内蔵式であれば、当然ながらPSEマークが必要となりそうだ。ま、どうでもいい話だけど…。  
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February 21, 2006

OS X 10.4.5にアップグレードするとネットが遅くなる?

 MacFixItでのここ数日の大きな話題は、OS X 10.4.5にアップグレードするとネット接続速度が遅くなるという話。

 どうやらその原因は、10.4.5にアップグレードするとネット接続設定が自動的にIPv6をデフォルトにしてしまうのだけど、ほとんどのネットワーク製品はまだIPv6をサポートしていないため、結局はIPv6接続試行がタイムアウトした後、IPv4に切り替えて接続することにあるらしい。

Mac OS X seems to give IPv6 priority in attempting to establish connectivity. Unfortunately, most network components don't support it. 'Regular' IPv4 becomes established only after IPv6 times out. This can also often lead to mysterious dropped connections from a server that does support IPv6 when PHP or other server side supporting applications only know how to handle IPv4 address space and thus go confused.

 で、この現象を止めるためには、「システム環境設定」を開いて、「ネットワーク」で「設定」ボタンを押し、自分が現在利用しているネットワーク環境(うちの場合は「TCP/IP」)を指定し、そこから「IPv6を設定」ボタンを押した後、IPv6の設定を「切」にしてやれば良い。

 うちでも試してみたら、確かにWebでURLをクリックした後の反応等が格段に向上した(!)ので、効果はあるみたいだ。10.4.5にアップグレードした人は試す価値あり。

 この他にも、Finderの動作が遅くなるとか、10.4.5は色々と問題があるようだから、すぐにまたバージョンアップするのかもねぇ…。

 PS. さらに、MacFixITの2月21日付け記事「Mac OS X 10.4.5 (#6): Network slowness -- More fixes; Slow Finder operation -- another fix; more」では、TCP/IP設定において、ISPのDNSサーバ情報をマニュアルで入力すると効果的だと紹介されている。これって、昔は必ず入力したものだけど、最近は省略しても普通に動くから入れてなかったなあ…。  
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February 20, 2006

05ー06スノーボードシーズンほぼ終了

 自分用のメモ書き:
 
 2月18日:スノーボード&テレマークスキー@長野県某所

 おそらく今シーズン最後の新雪滑走のチャンスという予感があって、日帰りで急遽出撃。板はもちろんサカナ。気持ち良かった。行って良かった。感謝感激。

 美味しい雪が終わった後はテレマークの練習時間。しかし、こっちの方は全くダメダメでかなり落ち込む。ま、こんなこともあるさ。

 それにしても、行き帰りの高速道路は今シーズン一番の混み方で、屋根にスキーやボードを積んだ車がやけに目立った。オレのシーズンが終わりに近づいた今、ようやく普通の人達のシーズンが始まるのだなぁ…。  
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商業メディア記者のリテラシーとしてはいかがなものか?

 まぁ、とりたてて問題視するべき話でもないのだろうけど、商業メディアにおける職業記者の文章ということを考えると、ちょっと「?」なのが、この記事だ:

母は、近所の主婦と韓国ドラマのビデオを貸し合っている。中にはDVDプレーヤーを持っていない人もいるのだが、ビデオデッキなら全員が持っているので、安心して貸し借りできるという訳だ。

 ほかにも、「HDDやDVDに録画した番組を、ビデオしか持っていない友人に貸せなくて困ったことがある」なんてことを書いているけど、これ、著作権関連の利権で食っている関係者から見れば、かなりトンデモナイ話。

 こういうことを堂々と署名記事にしてしまうのは、かなりスゴイと思うぞ。ま、多少コピーレフト気味なオツムのオレとしては、密かに応援してもいいかなとは思うけれどさ(笑)。  
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Sony BMGは合弁解消の可能性もでてきたらしい

 Digital Music Newsの2月20日付け記事「Speculation Points to Sony BMG Turbulence, Possible Divorce」は、業績不振からSony BMGが合弁解消の可能性も出てきたと報じている。

 この話の元ネタはNew York Postの2月19日付け記事「SONYBMG CAREENS TOWARD BREAKUP」(閲覧には無償登録が必要)らしく、その文中では、SMEまたBMGのどちらか一方、または別の第三者が全会社資産を2007年に買い取ることが出来るオプションが存在するという話を紹介しているようだ。

 ソニーという会社の現状を考えると、もし上記のオプションが本当に存在するのであれば、この機に音楽事業から完全撤退するというシナリオも十分に成立しそう…。ま、これはあくまでも素人の勝手な妄想なので、この話を真に受けて株の売買等で損失を被ってもオレは一切責任を負わないので、悪しからず。

 ん〜、それにしても、なんだかここ最近は「もし」という条件付けで勝手な与太話ばかり書いているけれど、大丈夫か、オレ?  
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電気用品安全法にまつわる与太話 その2

 某省庁の職員が個人でやっているブログが大炎上中で、あれはちょっとどうかと思うけど、そこのコメント欄で気になる書き込みがあったので以下にそのまま引用:

ずいぶんもっともらしい事を語ってらっしゃいますが、中古品をPSE規制に該当すると決めたのは昨年の11月頃ですよネ?
今中古の業界ではあなた方のおかげで、文字通り「激震」が走っており、廃業・失業する可能性におびえる方々が急激に増えております。
さらには関係各機関(警察、税務署、環境庁等)には全く周知させずに、いわゆる「サブマリン方式」での規制施行はいったいどういうおつもりでしょうか?

 あ〜、この話がもし本当なら、かなりトンデモナイ。他所の国なら暴動起きるレベルだよね…。日本国民の性質がおだやかで本当に良かった(笑)。


 PS. 上記の話の根拠は、以下のような事実があったかららしい:

中古製品への規制を昨年11月の大手リサイクルショップチェーンからの問い合わせを受けて、1月に突然「中古も規制対象になります」と回答をした。事実上、私たちが問題視している点についてはこれが初の周知です。

 微妙な話ではあるけれど、現時点で経産省が一般公開している資料では、この辺りの中古製品に関する取扱を決めた経緯が一切明らかにされていないようなので、そういう憶測が出るのも致し方ないことなのかも。

 PPS. ITmediaで小寺氏が「電気用品安全法は『新たなる敵』か (Side A)」というコラム記事を発表。続きとなる「(Side B)」が楽しみ。  
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February 19, 2006

電気用品安全法にまつわる与太話

 ここ数日、電気用品安全法について色々なバックグラウンドを持つ何人かの知人達と雑談をしたのだけど、そこで出てきた興味深い話の一つに、この法律を律儀に施行すれば、流通できなくなる家電製品が結果的に大量の廃棄物となるのは火を見るよりも明らかなんだけど、そういうゴミやリサイクルの問題を扱うのは環境省であって、今回の電気用品安全法をお膳立てした経済産業省には何ら関係ない話なので、その辺りの問題点は軽くクリアしてしまっている(要は「無視」ということ)らしいというのがあった。

 で、そういう状況は決して手抜きをしているのではなくて、お互い自分の管轄以外は決して触れないという美しいルールに則っているだけなんだそうだ。無理に余計な仕事とかを増やすと出世にも響くだろうし…。

 という訳で、どう考えても不条理としか言いようのないような法律が数多く世の中に蔓延している理由を再認識した次第。判りやすいよね(笑)。  
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February 18, 2006

よく判らない地デジをめぐる話(BlogPet)

今わんこが、ネットで終止符とかネタを前倒ししたかもー
わんこは、古い急激に上昇しそうな気がするの意見
というニュース記事やマジなどを終了しなかった
2011年7月24日のは止めると
そうすればよかった?
今わんこは、ネットで記事やマジなどしたいと一向にかまわないのだ
とか書いてみるの♪


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「わんこ」が書きました。
  
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February 17, 2006

RIAAがCDのリッピングは違法との見解?

 Gizmodoの2月16日付け記事「RIAA Sez Ripping Illegal」は非常にセンセーショナルだ。

 元ネタが、飛ばし記事で有名な「The Inquirer」なので、そのまま素直に読む気にはならないけれど、どうやらRIAA(全米レコード協会)は、Grokster訴訟にまつわる最高裁の法廷において、個人で楽しむという範疇であってもCDのリッピングは今後違法にしたいという趣旨の発言をしたらしい。マジですか?(笑)

 ちょっと話が極端なので、他のニュースソースを待ちたいところ。  
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よく判らない地デジをめぐる話

 ちょっと古いネタになるのだけど、「アナログ放送終了に『再検討』の意見」というニュース記事があった。

2011年7月24日のアナログ停波(放送終了)について、再検討を求める意見が相次いだ。

 オレはもう、今のテレビが壊れたらキレイサッパリとテレビというメディアを見放そうと思っているぐらいなので、地デジがどうなろうと一向にかまわないのだけど、この記事を読む限りでは、再検討を求めて一体何をどうしたいのかがちっとも判らない。

 もしかして、アナログ放送終了期限を先延ばしにしたいということなのだろうか? 文脈から推測するとそうなんだろうけど、それって意味あるのか? オレはどうせなら2〜3年前倒しにして無理矢理アナログ放送に終止符を打つぐらいで丁度良いと思っている。で、それを機会に国民全員でつまらないテレビを見るのは止めると。そうすれば、日本人の民度も急激に上昇しそうな気がするのだ、マジで(笑)。

 ノーモア・ワイドショーってことで、4649。  
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February 16, 2006

ボード用品で久々に物欲パワー全開のアイテムを発見

 この前破損したバインディングのトゥ側ストラップの補修パーツを入手するべく、某大手チェーン系ショップへ行ってきた。

 ストラップ自体は一昨年の11月末に買ったものなので、ほぼ1年間使ったことになる。もし、これが購入後1年未満の保証期間なら、無償でパーツがもらえたことを考えると、「なんとかタイマー」の存在を信じたくなってしまう(笑)。

 ま、某B社製品としては予想よりもはるかに安かった(1本250円、でもただのプラパーツだから原価は数円と思われ…)ので、2本まとめて新調した。もしかすると、フルセットで毎年買い換えているようなお得意さんなら、タダでもらえる類なのかもしれない。

 その後はせっかくなので、セール中の店内を物色したんだけど、ハッキリ言って欲しいものがない。あえて挙げれば、HeadのICONはちょっと魅力的だった。以前のモデルより軽くなってるし、フレックスも良い感じ。でも今は、その金があればテレマーク用ハードブーツを買いたいのでパス。

 で、何もないなぁと思いながら出口へ向かって歩いていたら、なんと来期モデルが早くも展示されているではないか。ブツはFlowの板。おぉ、これがそうかなどとフレックスチェックをしながら、何とはなしに視線を上へ向けると、そこには「NXT FS バインディング」が置かれていた。Antti AuttiがオリンピックやX-Trail Jamで使っていたと思しきブツだ。

 持ってビックリ、異様に軽い! 従来のFlow製品とは全くの別次元。正確に計った訳ではないけれど、持った感じはバートン等の普通のモデルと比べても全く遜色がない重量。予定価格は3万ちょいと高めの設定ながら、作りもしっかりした感じだったし、これは買うしかないと思った。マジで、もう少しで今から予約入れるところだったほど(笑)。

 ショップの人と話したところ、軽さ以外にも、ハイバックのフレックスが柔軟になったのが特徴で、しかもハイバックの上半分が分割されていて、そこから傾きを左右にシフトさせて足の動きに追従させる仕組みになっているらしい。バートンも来期は上位モデルで似たような機能を採用しているとのことで、かなり流行りそうな気配。ただ、この分割式ハイバック、機能的にはスゴイとしても、簡単に壊れそうな不安を感じるのは、オレが神経質過ぎるのか?  
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OS Xを標的にしたトロイの木馬が発見される

 Mac Rumorsの2月16日付け記事「The First Mac OS X Virus? (A New OS X Trojan)」によると、同サイトが運営するフォーラムにおいて、「Mac OS X 10.5のスクリーンショット」と称して、何者かがトロイの木馬を含んだ圧縮ファイルへのリンクを投稿していたことが判明したという。

 このトロイの木馬は、Spotlightを利用してマシン内にあるアプリケーションを次々と探し出し、コードを埋め込もうとするらしい:

According to the initial investigation, the application uses Spotlight to find the other applications on the infected machine and subsequently inserts a stub of code into each application executable.

 インテル製チップを採用したことをきっかけにして、Macは今後、悪意のあるクラッカーからの攻撃にさらされる可能性が徐々に高まりそうな嫌な予感がしないでもない…。

 月並みだけど、怪しいファイルには手を出さないというのが一番の防衛策。しかし、世の中、色々と誘惑は多いよね(笑)。

 PS. MacFixItが2月16日付け記事「Mac OS X malware "OSX/Oomp-A" discovered -- effects seem innocuous」で、このトロイの木馬に関する詳細を報じている。  
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パソコンにエンターテインメント系メディアを突っ込むのは危険な賭になってしまった

 ITmediaの2月15日付け記事「『ミスター&ミセス・スミス』のDVDにrootkit」には仰天。

 もはや、パソコンでエンターテインメント系のパッケージメディア(CD、DVD、その他いろいろ…)を動作させるというのは、それなりにリスキーな行為と言えるのかもしれない。とりあえず、ここ1〜2年の製品は、パソコンに突っ込みたくないな。いやはや…。  
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February 15, 2006

終わりなきイタチごっこのはじまり

 ということで、Mac Rumorsの4月14日付け記事「Mac OS X 10.4.4 Intel Patch for PCs」によれば、製品版OS Xを汎用PCで走らせるためのパッチが登場したらしい。

 これまでも、開発者向けベータ版がハックされたことは報告されていたけれど、遂に製品版がMac以外のPC上で走ることになったようで、今後はハッカー達とAppleの終わりなきイタチごっこが繰り広げられることになりそうだ。

 もっとも、こういう動きは、チップをPowerPCからIntelへ乗り換えると決めた時点ですでに判っていたことなので、別に驚くべきことではない。ただ、今後はハッキングに対抗するためのOSの頻繁な仕様変更等がありそうで、普通にMacを使っているユーザーにとっては、ちょっと面倒なことになりそうな悪い予感もしなくはない。まぁ、結果的に一番のダメージを食らうのは、OS X用アプリを作るサードパーティーだろうなぁ…。  
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February 14, 2006

ITmediaが電気用品安全法をとりあげた

 ITmediaが2月14日付けで「『名機』が販売禁止に 4月に迫る『電気用品安全法』」という記事をアップ。これでようやく商業メディアが「電気用品安全法」の話題を突っ込んでとりあげた形になる訳だけど、CCCDの時と同じで、いわゆる一般報道メディアは相変わらず動かないねぇ…。

 ところで、実は先週末に、中古オーディオ店に行って、ちょっとだけ情報収集してきた。で、結果はやはり、どう対応するかまだ全然決まってないらしい。今週だか来週ぐらいに業界団体(オーディオ取扱関係だと思った)の話し合いが行われるとのこと。なんだか対応が遅い感じだけど、別に差し迫った危機感もあまりないような雰囲気だった。ま、ハイエンドオーディオな世界に限ってしまえば、いくらでも金を出すキチガイ相手なので、いざとなったら手間暇かけてもPSEマークを取得するということなのかもしれない。

 ついでだったので、色々と機材の試聴をさせてもらったら(というかこっちが主目的だった…)、やっぱり、まともなオーディオ装置だと、いつも聞き慣れたCD(試聴用CDを数枚持参した)とかでも、まるで違う「本物の音楽」に聞こえて感動した。パソコンとかMP3プレイヤーで聞くのは、あくまでもちょっとした非常手段でしかないし、そういうチープな音ばかり聞いていると、耳が鈍るので控えたいなと改めて思った次第。

 で、ここでも電気用品安全法に関わる話として、最新式の新品の日本製アンプとほぼ同じ値段で売られている約5年落ちの海外製中古アンプは、日本製アンプが勝負にならないほどに良い音をさせていた。でも、この海外製アンプは当然PSEマークが付いてないから、とりあえず4月1日からは合法的に入手できなくなる可能性がある。なんだかな…。

当Blogで取り上げた電気用品安全法関連エントリー
海外でもビンテージな電気楽器は絶滅の危機?
電気用品安全法で2年後には古いノートPCにも影響の可能性?
これもいわゆる愚民政策の一環なんだろうか?  
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オリンピック考――なぜ開会式でイマジンだったのか?

 某SNSの日記で、どうでもいい話として以下のようなことを書き散らかした:

開会式でイマジンってのは、なんだか間違いっぽい。だって、争うことはやめて皆で平和にやろうという歌なんだから。閉会式で歌った方が良かったような気がするのはオレだけか?

 で、改めて、なぜ「Imagine」が開会式で取り上げられたのかを考えてみたのだけど、もしかすると、単純にオノ・ヨーコのスケジュールが閉会式には空いてなかったということなのかもしれない。もしくは、元ジェネシスのリーダー(という肩書きが必要なのかは疑問)のピーター・ガブリエルの予定が詰まっていたとか…。

 そして、それでもやっぱり、歌詞の内容を考えれば、あれを競技を始める前に聴かせるってのは、これから戦おうとしているアスリート達に対して甚だ失礼だった気がする。

 ちなみに、ここで肝となる歌詞は以下の部分:

Imagine there's no countries
It isn't hard to do
Nothing to kill or die for

 オリンピックは、相手を殺す代わりに、ルールに則ってこてんぱんに打ち負かすものだ。そして、その栄光はそれぞれの国の旗と歌の下に褒め称えられる。そういうところで、こんな歌を歌ってしまうのは場違い以外の何ものでもないような…。

 で、それはそれとして、ちょっと面白いので、閉会式でも同じような催しがあるとした場合に、どんな楽曲が使われるかを予想してみた。

 まず、非常に順当かつ当たり前すぎて面白くない例として、すぐ思いつくのがクイーンの「We Are The Champions」。マジでありそうで怖い(笑)。閉会式というタイミングで考えた場合、一番のハイライトとなる歌詞は以下の辺り:

I've taken my bows
And my curtain calls
You brought me fame and fortuen and everything that goes with it

I thank you all

But it's been no bed of roses
No pleasure cruise
I consider it a challenge before the whole human race
And I ain't gonna lose

 確かにオリンピックで勝利を勝ち取るというのは大いに賞賛に値するとは思うけれど、ここまで歌われてしまうとかなり嫌味だ(笑)。

 で、ちょっと屈折した感じでいくとすれば、デヴィッド・ボウイの「Heroes」がハマリそうかも:

We can be Heroes
Just for one day

We can be Heroes

We're nothing
And nothing will help us

Maybe we're lying
Then you better not stay

But we could be safer
Just for one day

 勝利は儚いけれど、それでも今日だけはヒーローだと歌われれば、選手達はかなりグッとくるだろうし、観衆も素直に共感できそうな。

 しかし、開会式のイマジンに対して、その思想を受け継ぎ、なおかつ閉会式で対として真に意味をなす曲といえば、ストラングラーズの「No More Heroes」しかないだろう:

Whatever happened to the heroes?
No more heroes any more

 ヒーロー達に何が起こったかなんて関係ない、もうヒーローなんてものは必要ないのだから…。


B000000OACNews of the World
Queen

also available at iTMS-J

B00001OH7VHeroes
David Bowie

also available at iTMS-J

B00005MAG9No More Heroes
The Stranglers
  
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はぁ? バレンタイン・イブ?

 今はそんな言葉まであるらしい。もう、いいかげんに製菓会社のマーケティングに踊らされるのは止めれば良いのにと思うのだけど、それはオヤジの余計なお世話というものなんだろうね。

 ま、遠い昔、不二家のCMソングで「バレンタインはハ〜トで…」というのがあって、あれは音楽としてすごく好きだった。

 で、今から考えるとあれを歌っていたのは大瀧詠一先生あたりだったような気がするけど、どうなのだろう? と思って調べてみたら、なんと、達郎先生が歌っていたらしい。全然知らなかったよ…。どうりで、子供心にも、あのアカペラの絶妙なグルーヴ感というかこぶしというかが格好良く聞こえた訳だ。

 それにしても、「いちじく浣腸」のコマソンって…。  
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