January 31, 2006

単に面白い作品が無かったからじゃないの?

 日経の1月30日付けで「2005年の音楽ソフト販売、11.9%減・邦楽CD低迷」という記事があった。

 この見出しだけを見ると、邦楽だけが低迷しているようだけど、記事本文を読めば、洋楽はさらに悲惨なことになっているのが判る。

 で、面白いのは、「クラシックに限ると04年より2.8%増えた。クラシックのベスト盤などのヒットが貢献した」という事実。クラシック作品の売り上げ増に関しては、某マンガが関係していたりと、複数の要素が相互作用していることは確かだけど、結局は、純粋に音楽としてのパワーが、今のリアルタイムな音楽よりもクラシックの方が優っていたということなんじゃないのかな?

 最初から音楽として面白くないものを、いくらビデオクリップやその他の付加価値(例えばエロとか…)で演出しても、それは音楽としての価値が無いのだから、誰も金を出して買おうとは思わないだろうしねぇ…。

 ま、今時のレコード会社は、どこも真剣に「音楽」を売ろうとは考えていないのだろうし、ユーザーの方でも音楽じゃなくて、単なる物欲解消ストレス発散アイテムとしてCDを買っているだけなんだろうけど(笑)。  

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次のiPodは「赤」らしい?

 Gizmodoで見つけたネタ。

 本当の話かどうかは知らないけれど、ダブリンのレストランでボノが取り出したiPodは真っ赤な色だったらしい。

 で、この「赤いiPod」は、HIVと戦うことを意味するキャンペーンモデルで、収益の40%が基金に回されるとのこと。う〜ん、ちょっとガセネタっぽいな…。

 PS. で、同じGizmodoネタだけど、以前にとりあげた「ハードディスクが死ぬ時に出る音を使ってダンストラックを作ろうコンテスト」の最優秀作品に「Hitachi Hard-Drive Project - Noriko Version」が選ばれた模様。全ての音は、素材として指定されたサンプルだけをループさせてトーンに変調させたものらしい。ヘッドがクラッシュする音も、EQで丸い感じに加工されていて、癖になりそうな気持ち良さ(笑)。  
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洋楽・邦楽論(あくまでも個人的な感覚なんだけどさ)

 最近、一部の人達の間で、レコード輸入権(正式には全然違う名前だけど、どうせ誰も普通には使わないような名前で、オレ自信どんなものだったのか覚えていない)に関連した話題として、「洋楽」と「邦楽」の区別はどこでなされるべきかという議論がある。

 まぁ、輸入権というルールの運用面を論ずるにあたっては、その線引きがどこでなされるかは明確にされなければならないことなのだけど、洋楽と邦楽の違いなんていう、こんなつまらないことをまじめに議論すること自体が徒労であり不毛だと感じてしまう。それぐらい、どうでもいい法律なんだよなぁ…。

 で、色々な人の意見を読んでいるうちに思ったのは、真の音楽好きならば、そろそろ洋楽と邦楽というジャンル分けはやめても良いのじゃないかということ。(輸入権の運用云々とは切り離して、一般論としてという意味で)

 こういう区別は、なんだかナショナリズムっぽいし、オレから見ると、明らかに国籍や人種等を根拠にした差別行為に見えてしまうのだ。まぁ、オリンピックと同じ感覚なんだろうけど、なんだか自分には馴染まない考え方になってきた。(もちろん、同じ日本人アーティストが世界を舞台に活躍をするようなことがあれば、それは見ていてナンダか妙に気持ち良いのだけど…)

 例えばぶっちゃけた話、某フランス人女性アーティストが日本制作でやってる音楽なんて、あれは「日本人が幻想を抱くお洒落でバーチャルなおふらんすの音楽」であって、フランス本国で歌われ聞かれるネイティブなものではなく、極論すれば、まさに「日本文化」の一つだったりする訳だし。ただ、ここで今こういう風に書いたこと自体が不毛な洋楽・邦楽区別論の一例でしかないのだけど…。

 あと、不毛な洋楽・邦楽区別論のついでに書いてしまうと、チボマットなんて、あれはやってる人達が日本人であっても、オレから見たら完全な洋楽だった。あれを邦楽と判断するとしたら、それは何がなんだかオレには理解不能な論理になる。もっとも、この辺りになると、もはや感覚論でしかなくなってくるから、まじめに議論しても疲れるだけだろうから、コメントはご遠慮ください(笑)。

 とにかく、百歩譲って、リスナーが洋楽・邦楽という区別をして音楽を聞くのは仕方ないことだとしても、音楽を作る側のクリエイターがそんなことを言っているうちは、100万年かかっても、世界に通用するような音楽を創造できるとは思えない。そういうのを、昔の人は「井の中の蛙大海を知らず」と上手く表現したものだ。

 ま、プロフェッショナルな人達からすれば、日本というマーケット専用に「もの」を作って売る方が採算をとりやすいというのもあるけれど、それはまた別の話。車で例えるなら、日本でしか売られていないクラウンとかがそう。ただ、あれもだんだんフェードアウトする時代になってきた感が強い。少なくとも、世界マーケットでやっているトヨタの立場にしてみたら、実は早く切り捨てたい「お荷物」なのかもしれないし…。  
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January 30, 2006

テレマークスキーに再び挑戦してきたよ(その3)

 ちょっと前に「このエントリー続く」とか書いておきながら、全然続いていないのだけど、「その2」を飛ばして「その3」へ(笑)。

 で、今シーズンの雪上滑走時間は、ボードが1ならテレマークは5ぐらいの割合で滑っている。まぁ、画期的に上手くなるようなことはなくて、地味〜な感じでちょっとずつ慣れてきてるといったところ。

 一応、自分のためにこれまでの滑走記録をメモっておく:

 1月3日:テレマークスキー@群馬県某所
 1月21日:テレマークスキー@群馬県某所
 1月28日:スノーボード&テレマークスキー@長野県某所
 1月29日:テレマークスキー@新潟県某所

 テレマークスキーに関する感想は、そのうちちゃんと書くつもりなんだけど、このまま何も書かないで終わるのかもしれないので、ここで超適当なこと書いちゃうおう。テレマークスキーの滑走感ってのは、まさにアルペンスキーとスノーボードの中間に位置するようなニュアンスなのだ。自分の場合、両方(スキーとスノーボード)の経験が相互に良い形で反映できてるような気がする。しかし、それは単なる錯覚という話もある(笑)。
 
 ということで、続きはまた改めて。(…って、このエントリーは続くのか?)  
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January 28, 2006

最後のPowerBookに重大な欠陥?(BlogPet)

きょうはここまで現時点を対応ー!

こないだ、w m sが着うたフルでは300円前後と、高めの値付けが目立つが、こうしたマーケティング他人事も踏まえて考えていくという。
とか言ってた?*このエントリは、B l o g P e t(ブログペット)の「わんこ」が書きました。




*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「わんこ」が書きました。
  
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January 27, 2006

来月からauのケータイでメールは利用できなくなります

 と言われたらどうするか? まさに今、アメリカではBlackberryを巡って、そんな騒ぎになっているらしい。

 日本では全く関係ないし、どういう状況なのをかを想像するのが難しい話なんだけど、とにかく欧米のビジネスマン達はBlackberryに夢中な訳で、今時の女子高生とケータイメールの関係ぐらいのノリだから、CNNで「BlackBerry blackout threat terrifies CEOs」なんていうニュースにまでなっている。Gizmodoの写真は、たまたまそういう絵になっただけなのだろうけど、今の事態を象徴しいてるようでおかしい。

 で、何の話なのかよく判らない人は、例えばこちらの「米最高裁、RIMの上訴を却下」(ITmedia)あたりを参考に。  
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最後のPowerBookに重大な欠陥?

 音を再生させた時に、その音がエコーをかけたようにグルグルと繰り返される症状が、最新のPowerBook(つまりは歴史上最後のPowerBook)を筆頭に、G4/G5搭載Macで発生しているらしい。

 「PowerBook Defect Info」というサイトでは、この問題をAppleに訴えるための署名活動が始まっている。

 一体どういう症状なのかは、同サイトにあるQuickTimeムービーを見るとよく判る。

 うちのiBookは今のところ大丈夫だけど、ちょっと気になるね…。

 PS. MacFixItによると、すでにAppleはこの問題を認識しているようだ。しかし、現時点では抜本的な対応策がまだ示されていない。  
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風が吹くと桶屋が儲かる?

 とりたてて面白い記事というほどでもないのだけれど、Digital Music Newsの1月26日付けコラム記事「Resnikoff's Parting Shot: How Disney/Pixar Affects Music」は文末を以下のような形で締めている:

Major labels have grown to hate the dominance of iTunes+iPod, as it minimizes their leverage and control of music distribution. Now, the Disney alliance will make the entrance of an "iPod killer" even more difficult, giving Apple even more leverage in upcoming license negotiations.

 要は、今回のDisneyによるPixar買収が、結果的には回り回って、Appleの力をさらに強めることとなり、iPodに対抗できるようなハードウェア製品は今以上に出にくくなるだろうし、音楽産業もAppleに有利な契約でiTMSに参加することになりそうだという分析のようだ。まさに「風が吹くと桶屋が儲かる」的な論理展開。

 果たして、本当にそういう事態になるのかどうかは今のところ謎だけど、日本のハード&ソフトメーカーが、今回の事件をあまり歓迎していないであろうことは確かだろう。

 こういう状況の中で、AV機器を作るハードメーカーに限って言えば、もはや日本国内のどうしようもなく時代に取り残された著作権&放送関連の決まり事にとらわれることなく、日本以外の国でどれだけ「Web 2.0」的(笑)な展開に対応可能な製品を提供できるかに、生き残りの勝負がかかっているような気がする。

 残念だけど今後は、世界的にヒットしているのに日本では使えないAV製品なんてのが出てきそうだし、そういう製品を作っているのが日本企業という事態は十分にあり得るだろう。

 一方で、ソフトウェア産業に関しては、アニメ人気も一段落してきているようだし、ハードウェア産業以上に未来への道は険しい感じ。特に音楽業界は、大がかりな海外進出を前提としてわざわざ輸入権みたいな法律まで作ったのに、その後も海外でバカ売れしたなんていう話は全然聞かないしね…。  
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January 26, 2006

FeedBurner.jpに登録してみた

 新しいサービスが始まったみたいなので、とりあえず登録してみた。最適化されたRSSを生成してくれるらしい。うちのブログのFeedBurner版RSSは以下の通り:

 http://feeds.feedburner.jp/wms  
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January 25, 2006

最近テレビって全然見てないのだけど

 そういえば、今日は水曜日だけど、おそらく「正直しんどい」はもう見ないのだろうなぁ。もう少し暖かくなったらまた見るかな(テレビのある部屋が寒い…)。

 で、何が言いたいのかというと、「圏外からのひとこと」さんのエントリーで紹介されていて知った、日経BPの特集記事「民放の根幹を揺るがす、ある"深刻な"事態(1)」と「民放の根幹を揺るがす、ある"深刻な"事態(2)」が、ちょっと面白い。

 どうやら、実際には間違った噂話であり、記事をセンセーショナルに見せるための与太話だったのだけど(日経の伝統だよなぁ、2回目の冒頭でちゃんとネタバラシしてるから良いけど…)、以下の逸話など、現在の状況を端的に反映していると思う:

2005年、北米で日本車が史上空前の売れ行きを示したことは、報道などでご存じだろう。いま民放関係者が眉をひそめて密かに語り合っているのは、「トヨタは北米でいちばん売れた車種のテレビCMを、一切打たなかったらしい。もし、トヨタが日本で同じやり方を始めたら。日産やホンダも追随し始めたら……。民放は、たいへんなことになってしまう」という心配なのである。

 第2回目の記事で出てくる、松下のCMとプラズマテレビの売り上げに関する分析も、牽強付会でしかないように思えるけれど、読み物としてはよく出来ている(笑)。

 ま、オレみたいにテレビは見ない、雑誌も立ち読み、ネットも斜め読みな人間は、端から広告代理店のターゲットにはなってないからあまり関係ない話なんだけどね。  
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どうやらCNETの某記事は先走りすぎらしい

 ということで、とあるエントリーを書いたのだけど削除してしまった。まぁ、そんな人はほとんどいないのだろうけど、RSSでここを読んでる人は、いつもにまして変てこりんなオレの文章を読んでるのだろうな(笑)。  
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ああ、だからマッカートニーの写真はいつも視線が変だったんだね

 「音楽中心日記」さんの1月23日付け日記で知ったのだけど、soundgenerator.comの1月23日付け記事「McCartney quits cannabis habit for Heather」は、なにげに面白い:

McCartney is reported to have smoked cannabis almost everyday since being introduced to the drug in the early 1960's

"Him and Linda (McCartney) smoked it every day for the whole of their lives together," Mills McCartney reveals

 これはつまり、幻の来日公演にやってきてパクられて拘置所に放り込まれても全然反省してなかったってことだね(笑)。

 ビートルズ後期ぐらいからポール・マッカートニーの写真って、いつも視線が泳いでいるのだけど、この記事を読んで全ての謎が解けた感じだな。

 そして、Wings時代とかの変ちくりんなバランスのミックスも、ドープな感覚がなせる技だったということか。今聴いても「Band On The Run」あたりは音楽としてそれなりに面白いのだけど、リマスター盤でも音の芯がピントはずれている感じだったりするからなぁ…。

B00000721EBand on the Run
Paul McCartney & Wings
Parlophone 1993/06/07

by G-Tools

 個人的にマッカートニーのソロで好きな曲は、洋楽を聴き始めたガキの頃にちょうど流行っていた「Listen to What the Man Said」というやつ(収録アルバムは「Vensu and Mars」)。これ、当時の邦題が「あの娘におせっかい」で、このセンスは石坂敬一先生っぽい気がするけど、果たして本当にそうなのかどうかは知らない。ただ、昔はこの原題がどうやったらこの邦題になるのか全然判らなかったけれど、今となってみると、上手に付けたものだなぁと感心する。  
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やっぱり本当の話だった…

 時間がないのでクリップだけ。

 CNET News.com「Disney buys Pixar

Disney announced on Tuesday that it's paying $7.4 billion in stock to acquire Pixar Animation Studios--a deal that puts Apple Computer CEO Steve Jobs on Disney's board of directors.

 Mac Rumors「Disney Buys Pixar for $7.4 Billion

Indeed, bringing Apple and Disney closer together with Jobs' involvement may cause some friction in future potential deals between Apple and other studios.

 今後の話題の焦点は、AppleとDisneyの関係がどうなるのかということ移っていきそうだけど、それは結果的にGoogleやMSの動きにも大きく影響してくるのだろうね。もっとも、著作権や放送にまつわる法律に関して事実上の鎖国状態にあるどこかの国にはあまり関係ない話なのかもしれない(笑)。  
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January 24, 2006

なし崩し的に次期ケータイ候補が決定しそうな話

 知人から譲ってもらって愛用しているW21Sのバッテリーが大分弱ってきたので、auショップに行ってバッテリーを買おうと思ったら2月下旬まで手に入らない上、入荷するバッテリーの製造年月日が新しいかどうかの保証はできないと言われてしまった。

 リチウムバッテリーは、使おうが使うまいが製造された瞬間からドンドン寿命が縮まるという極悪な特徴を持つ製品なので、そういう言い方をされてしまうと一気に気分が萎えた。

 で、そのあと量販店に行って現行のモデルを色々見たのだけど、機能とデザインが自分の好みに合致するものが全然見あたらない。あえて挙げるならカシオのG'zOne TYPE-Rなんだけど、ほぼ投げ売り状態に突入している新規価格に比べて、乗り換え価格は依然としてバカみたいに高い。WIN端末でもないのにあの値段はないだろうと思った。

 で、家に帰ってきてネットで色々調べていたら、2月上旬発売予定のW41CAは、FeliCaをはじめ、機能てんこ盛りなのに、「新規価格も1万5000円前後になる見込みで、安価に設定」という情報を発見(おいおい、今のG'zOneの正札価格と変わらないよ…)。発売時で新規価格というのは、イコール24カ月以上同一端末継続使用者(=オレのこと)の買い換え価格と同じだから、それならこれを買おうと思った次第。

 このまま順当に気持ちが変わらないと、いよいよジョグダイヤルとお別れになる訳で、それにこだわってきた自分としてはちょっとばかり寂しい。

 さて、色はオレンジか黒か悩むな…。  
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リアルな「1984」であり「未来世紀ブラジル」な社会に生きる

 色々なブログエントリーを読み飛ばしていると、まさに今、自分が生きている社会は、ちょっと危うい境界線上に位置しているのだなと思ったりする。とりあえず、これまでに読んで印象に残ったものの一部をクリップしておく:

 Economics, Technology & Media「ライブドアつれづれ
 ふぉーりん・あとにーの憂鬱「『正義』のコスト
 ビデオジャーナリスト神保哲生 official blog「リバイアサンは暴走していないか
 極東ブログ「ホリエモン、逮捕
 ガ島通信「東京地検特捜部の『劇場捜査』ここに極まれり」  
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絶対に聞きたくはない音でカッコイイ音楽を作ろう(笑)

 Gizmodoが「Hard Drive Dying Dance Track Contest」を開催中。

 これ、コンテスト名の上手い日本語訳が思いつかないのだけど、要は「ハードディスクが死ぬ時に出る音を使ってダンストラックを作ろうコンテスト」というもの(笑)。

 HDDが死ぬ時に出る音は、日立のWebページにおいてWAV形式で公開されているもの(ページの最下段にある)を利用することになっている。

 最優秀作品を作った人には、腕時計「Tokyoflash Equalizer」が贈られるらしい。

 で、このコンテストにはいくつかの謎があって、まず現時点では締め切りが告知されていない。さらには、日立のサイトにある音を勝手に使ってコンテストを行うという行為は何らかの著作権法違反の可能性を感じさせる。

 ま、しかし、そんなことには関係なく、HDDが壊れる音はかなり良い感じ(笑)。Nick Loweの曲には「I Love The Sound of Breaking Glass(ガラスが壊れる時の音が大好き)」というのがあるけど、まさに「I Love The Sound of Breaking Disk」かも。  
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「Rock el Casbah」by Rachid Taha

 いつも面白い企画をやっているカバー曲専門Podcastサイト「Coverville」の第170回目は、「Son of Lost In Translation」ということで、英語以外の言葉でカバーされた米英ロック曲の特集。これはかなり良かった。1曲目の「Telephone Line」のカバーから逝ってます(笑)。

 で、Clashの名曲「Rock The Casbah」のカバーというと、Ticaのデビューミニアルバム「No Coast」に収録されているボサノバ調のやつがかなり妙でキテタけど、このRachid Tahaの演奏も違う意味でキテル!

B00094ARWITekitoi (Who Are You?)
Rachid Taha
Wrasse 2005/04/12

iTMSはコチラから

by G-Tools

 音楽好きとしては情けないけれど、こういうワールドミュージック系の知識はほとんどなくて、検索してみたら、ユニバーサルのWebサイトにある簡単なRachid Tahaの紹介ページに行き当たった。そういえば、一昔前に「ライ」というキーワードが流行ったっけなぁ…。  
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January 23, 2006

目についたiTMS関連の海外ニュース

 興味がある人は自分で読んで欲しいのだけど、以下のニュース2つは面白かった:

iTunes Traffic Balloons, New Demographic Data Emerges
iTunes Bolsters Independent Music Video Collection

 どちらもネタ元は「digital music news」というサイト。ここは日本のメディアがとりあげないような小さいニュースも結構あるので、まめにチェックしていれば事情通のフリが出来そうかも(笑)。  
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都市伝説にまつわるどうでもいい話

 Webサーフィン(死語)していたら、「六本木再開発とオカルト」というBlogエントリーを発見。

 昔の話になってしまうけど、確かに、あの六本木トンネルというのは、車で通るたびにちょっと妙な気配を感じたのは確か。まぁ、繁華街に近いのに、なんだかそこだけ寂れているのと、トンネルという独特な場が作る雰囲気もあったのだろうな…。

 六本木や西麻布、そして飯倉界隈は、ほんの10年ぐらい前まではそれなりに通ったりした。表通りと裏通りでかなり表情が違ったし、江戸時代から昭和までの失われた時間の名残みたいなものを感じさせる空間も結構残っていたものだけど、WAVEが無くなったり夜遊びにも行かなくなったりして、その後ヒルズが出来てからというもの、あの辺りには全然近づかなくなってしまったので、今どうなのかはよく知らない。

 あと、この手のオカルトネタで非常に有名なのものには、明治通りと外苑西通りを結ぶトンネルがあって、とりあえず夜中は近づかないようにしてる(笑)。  
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さて、どうしたものか

 もしかするとここのサービスを利用できなくなる可能性がわずかながら出てきたようだ。実は以前から、機会があるごとに色々と他のサービスもこっそりと試したりしているのだけど、「帯に短したすきに長し」の感が拭えない。なので、移転しなければならないとすると、ちょっと困る。

 一番悩ましいのは、ここに書きためたログをどうするかということ。有料サービスに暫定加入してバックアップ機能を利用すれば済む話なのかもしれないけれど、それはなんだか面倒。かと言って、すべて無かったことにするのもちょっと惜しいし…。

 まぁ、悩んでいるうちが一番楽しいのかも…って、それも違うな(笑)。

 どちらにしても、コメント/トラックバックの通知メール機能が、めちゃくちゃ不安定で、最近は配信されないことの方が多いのを何とかして欲しいのだけど。  
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January 22, 2006

ちょっと不思議な体験

 昨日は早朝5時ぐらいに東京を出て、群馬県にある某スキー場で遊んできたのだけど、午前中は晴れ、午後もそれほど崩れることなく曇り時々晴れという穏やかな1日を過ごした。

 で、東京へ帰るべく、上信越〜関越と高速道路を走ってきた訳だけど、道中ずっと路面は乾いており快適なドライブ。ここ数日降雪がなかったようで、この時期にしては意外なほどに雪の無い景色が拡がっていた。

 ところが、埼玉県の鶴ヶ島を過ぎた辺りから、小説にあるようにトンネルをくぐった訳でもないのに、唐突に景色が雪国に一転。しかも、高速を下りたら、歩道は完全に雪で覆われているし、幹線道路でさえところどころが圧雪状態。

 朝、東京を出る時にはちらちらと雪が舞っていたし、その後ラジオで聞くニュースや天気予報から東京が大変なことになっているのは知っていたとはいえ、かなり驚いた。異空間をワープして、またスキー場のある雪国地方へ瞬時に呼び戻されてしまったような、かなり特異な体験。まさに、「ありえねー」という感じだった(笑)。  
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どうでもいい話

マンガについて

 以前から気になっていたのだけど、ネット検索で調べてみたら、MYCOM PC WEBに連載されていた福冨忠和氏によるコラム記事「東京バイツ」の第107回(2002年11月27日)「作品の成功如何は「圧力をかけた」過去の技術と関係があるという一部の主張」で、その経緯がかなり詳しく説明されていた。以下、その部分を引用してみる:

このゴシック/アンチックの定型化は、写植よりも前の時代、活版印刷用の活字を清刷り(活字をきれいに紙に刷ったもの)にして使ったことからはじまっているらしい。当時も、また写植を使うようになってもしばらくは、漫画の印刷は1ページ全体を1枚の凸版(活版印刷に使う図版部分のハンコ)に製版して印刷する通称「全凸版」という方法が採られていたが、まだ製版の精度がさほど高くない時期に、紙に圧力をかけてインクを刷る活版印刷の方法だと、細かな文字は判読できなくなったり、絵の線と混同したりしやすかった。そこで、活字の中では比較的一般的で、線も太い、太ゴシック体とアンチック体が使われるようになったらしいのだ。

つまり、いまでは雑誌印刷にはほとんど使われていない活版印刷の技術的な制約が、漫画の吹き出しのスタイルを決めているのだ。

 ということは、オレが生まれて初めてマンガを読んだ時には、すでにこの書体の組合せだったということになりそうだ。本当につい最近まで、この事実に気がつかなかった自分が情けない。

 世の中のことを、自分ではちゃんと見ているつもりでも、何も見ていないことばかりなんだなぁと改めて反省。

 あとは、技術的な話になるけれど、かなの部分の書体は「明朝」じゃなくて「アンチック」というらしい。色々と勉強になりました。  
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January 21, 2006

驚愕:アクセル・ローズは生きていた(BlogPet)

こないだ、wmsが
着うたフルでは300円前後と、高めの値付けが目立つが、こうしたマーケティング他人事も踏まえて考えていくという。
とか言ってた?

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「わんこ」が書きました。
  
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January 20, 2006

カレシの元カノの元カレを知ってたからってどうなのだ?

 日経BPの特集記事「HIV感染者・AIDS患者は累計1万人突破!」によれば、「日本は先進国で唯一、新しい感染者が増加」しているそうで、久々に「Japan As No. 1」を世界に向かって高らかに宣言することが出来そうな感じでウレシイ。

 ま、冗談はさておき、例えば、AC公共広告機構がやっている「カレシの元カノの元カレを、知っていますか。」というやつにしても、若者ウケを狙っているのだろうけど、何が言いたいのかが抽象的すぎてサッパリ判らないし、HIV・AIDS関連の啓蒙活動としては拙すぎると思う。だいたい、今時の若者は想像力が貧困なんだから、あんなイメージ広告じゃなくて、もっと具体的に、AIDSになると何が自分の身に起きるのかを克明に知らせるべきだろう。

 日経記事で笑えるのは以下の部分:

「自分はHIV/AIDSに感染しない」と考える人が19%、「可能性は低い」と併せると93%が、「自分とは関係ない他人事」と答えた。

 20数年前にAIDSが初めて世界的な話題になった時、「AIDSは同性愛者だけがかかる謎の病気」という認識があったりしたのだけど、大方の日本人の意識の在り方は今もその頃とはほとんど変わってないようだ。

 厚生労働省はそろそろマジで、海外売春ツアーとかを法的に規制するようなことを考えた方が良いと思う。だいたいこの手のことに手を出す連中は、絶対自分は大丈夫と信じてるからねぇ…。  
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January 19, 2006

果たして音楽ビジネスでケータイとPCの融合はあり得るのか?

 遂にというか、ようやくというか、着うたベースのビジネスモデルがPCへ対応することになるらしい。

 ITmediaの1月19日付け記事「『iPod+iTunesに対抗できるサービスだ』──auのLISMO」によれば、KDDIは4月からPC環境にも対応した音楽配信サービス「DUOMUSIC STORE」を開始するとある。

 同サービスの肝は、クレジットカードを持っていなくても、携帯電話の通話料と合算で支払える決済方法を提供することにあるようだ。

 さらに、着うたフルをベースにしたカタログ展開が可能なことから、PCプラットフォーム上でも邦楽音源の新譜をいち早くリリースできる環境を実現でき、現時点で主力邦楽レーベルがほとんど参加していないiTMSよりも、有利と言えなくもない。まぁ、カタログに関しては、個人の趣味が大きく反映されるので、J-POPの新譜があればOKとは一概に言えないけれど、国内マスマーケットという考え方でいけば、メジャーな邦楽最新曲がほとんどないiTMS日本版は、最初から終わっているという考え方もあるな…。

 さて、DUOMUSIC STOREで気になる点は価格設定だ。

楽曲の価格も、「これから協議する。値付けは着うたフルと同様、レコードメーカーが決定権を持つ」とした。着うたフルでは300円前後と、高めの値付けが目立つが、こうしたマーケティングデータも踏まえて考えていくという。

 レコードメーカー的には、「携帯電話の着うたフルが300円で売れているのだから、PCでも同じで大丈夫」と強気にくることも考えられるけれど、すでにあのMora等でさえiTMSに合わせて200円にしてきた経緯を考えれば、さすがに300円は無いような気がする。ただ、そうすると携帯電話向けの料金システムが破綻をきたすから、なかなか難しいところだろう。

 あとは、PC版でやるということは、バックアップをどうするかという問題にも直面するはずで、どういった対応策を打ち出してくるのかが気になるところ。これに加えて、遂にHDD搭載端末も発売されることから、今回のKDDIの発表は、ソフト・ハードの両面において、バックアップという概念をケータイの世界へ持ち込むのかどうかが問われる画期的な事件なのかもしれない。

 ま、赤ん坊の耳にヘッドホンさせちゃうようなCMを堂々とオンエアしていた会社なだけに、バックアップとか、そこまで深刻なことは何も考えてないというのが一番可能性高そうだな…。

 あ、ちなみに、DUOMUSIC STOREでiPodにネイティブ対応したら、これ、日本国内では最強の音楽配信サービスになるかも(笑)。


 PS. 「Waste of Pops 80s-90s」さんが1月19日付けで、この件に言及し、やはり価格は下げてくると推測されてますね。しかし、「DRMはガチガチで間違いなし」で、「これまで同様住み分け完了して 共存じゃねえの?」という結論に至らざるを得ない、今の日本の著作権ビジネスの不毛さは何なんだろう…。

 PPS. ITmediaの記事「“iTunes追撃”のライブラリソフト『au Music Port』を試す」を読む限りでは、既にiPod+iTuensな組み合わせを使ってしまっているユーザー(Windows版を含む)には用のない代物という感が強い。“iTunesキラー”というのは、あくまでもこれまでiTunesを実際に使ったことがないマジョリティへ向けての「殺し文句」なんだろうし、そういう層にはすごく説得力があると思う。あと、ケータイ大好き人間であろうとも、PC環境がマカーなマイノリティにはもう最初から全然関係なし(笑)。  
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東京でも日中の最高気温4度?

 気象庁の天気予報ページを見たら、明日の東京は日中の最高気温が4度らしい。ちなみに今日は6度。いやはや…。  
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どうでもいい話

 なにげなくアクセスログを見ていたら、なんと外務省ドメイン(mofa.go.jp)からのアクセスを発見。

 経路は、「ECONOMICS, TECHNOLOGY & MEDIA」さんの2005年8月18日付けエントリー「携帯が盗聴マイクに変わる日」から、トラックバックしたうちのエントリー「ヨーロッパの携帯電話は盗聴機能がデフォルトらしい?」へというもの。

 ん〜、もしかして、どこかの国にいる外交官あたりが携帯電話を使った盗聴事件にでも巻き込まれたのかと、想像力をたくましくしてしまうなぁ(笑)。

 しかし、うちみたいな与太話系Blogの情報では、何の役にも立たなかったろうけどね…。  
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January 18, 2006

驚愕:アクセル・ローズは生きていた

 CDJournal.com経由、Rolling Stone(こちらは最新の写真付き!)で知ったのだけど、驚くべき事に、アクセル・ローズはあの幻の大作(?)「Chinese Democracy」をまだいじくりまわしているらしい。

 いやぁ、しかし、この写真だけを見ると、単なるヒッピーくずれの中年オヤジでしかないね。そういう意味では妙な共感を覚えるよ(笑)。  
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日本のiTMSは独自の道を行くということで…

 Mac Rumorsの1月17日付け記事「Sony BMG Artists Now Available on iTMS Australia」によると、日本よりも遅れて始まり、同じようにSony BMG系音源を扱っていなかったオーストラリア版iTMSでも、ようやくSony BMGのカタログ扱いが開始されたらしい。

 めでたい話だねぇ。気になる1曲あたりの価格は、他レーベルと同じ1.69オーストラリアドルとのこと。

 え、日本のiTMSはどうなってるかって? 日本は日本、他の国のことは関係ないってことのようだねぇ、今のところは…。  
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January 17, 2006

今のAppleはちょっといい気になりすぎてるかも

 Mac Rumorsの1月16日付け記事「Apple Advertising the Mac Online」によると、やっぱりIntelは、あの他のPCメーカーを小馬鹿にしたようなCMの内容を事前に知らなかったらしい。

 しかも、この記事からリンクされている1月11日付けのCNET News.comの記事「Intel: Our other customers aren't boring」によれば、あのキーノートスピーチでIntelのCEO、Paul Otellini氏があの格好(例えばここの写真とか)で登場したのも、Apple側のアイディアだったとのこと。

 ここまでくると、誰かがジョブズに「奢れる者は久しからず」という言葉を教えてあげた方が良いのではと思ったりもするのだけど、当の本人こそがAppleを一度クビになった経験者なのだから、そんなことは一番良く判っているのだろうね…。あ〜、もしかして、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ってやつか?(笑)  
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